箱庭的ノスタルジー

世界の片隅で、漫画を描く。

コンプラ研修会の振り返り。

すみません、独り言になってしまうかもしれませんが、今回社内で実施したコンプラ研修会の振り返りを。

 

うーん。やっぱりコンプラ研修会って難しいですね。

扱っている内容が内容だけに、くだけ過ぎるのは良くない。でも堅苦しい研修会にすると、ダラけてしまう。そのバランスといいますか。そもそも参加者を楽しませるだけの話術がないと言われたらそれまでなんですけど(笑)。

 

んで、ちょっと思ったんですけど、あんまりキッチリした発表原稿を用意しない方が良い気がしました。

もちろん何の準備もなしにアドリブで話すのは無謀ですが、原稿どおりの型にはまった内容にすると、自分で話してて機械的・事務的に感じます。ある程度、話すべきポイントと話の流れだけを決めておいて、あとは上手い具合に横道に逸れたり、参加者に話を振ったり、面白いネタをぶっこんだり…。

 

笑いがあればそれでいいというわけではないにせよ、参加者に話を聞いてもらい、研修会の内容を日々の業務に持ち帰ってもらうための工夫・努力を、コンプラ担当者は尽くすべきでしょう。

 

あー、プレゼン能力がもっと欲しいなぁと痛感した1日でした。 

CamScannerで非破壊自炊をしてみたら思いのほか良かった。

CamScanner_非破壊自炊

「本を読むなら、実物派。」

そういう意見・タイプの人もいるんじゃないでしょうか?私もそうでした。ちゃんと手に持って本を読んでいる感覚とか、電子書籍では得られませんし。

 

ただ、CamScannerというアプリを使い、非破壊自炊(本を裁断せずにスキャン)した結果、電子書籍派に鞍替えすることになったので、今回の記事では、自分が行った非破壊自炊の方法と、電子化(PDF化)したことによって得られたものを書いてみたいと思います。

なお、本を裁断してスキャンする破壊自炊は、個人的に好きではなく、今回の記事では取扱いません。

 

 

非破壊自炊に最適のアプリ「CamScanner」

以前からその存在は知っていましたが、ほとんど使ったことがなかったスマートフォン用のスキャンアプリ「CamScanner」。非破壊自炊をするなら、このアプリ一択だと思います(他のアプリ使ったことないけど笑)。

CamScanner Free

CamScanner Free

  • INTSIG Information Co.,Ltd
  • 仕事効率化
  • 無料

 販売元: INTSIG Information Co.,Ltd © INTSIG Information Co., Ltd

 

有料版もあるみたいですけど、自分が使っているのは↑こちらの無料版です。有料版との違いは…よく分かりません(笑)。

難しい操作は一切なく、ただ写真を撮ってPDF化するだけ。感覚的に使うことができます。

 

問題は、全て手動で行うとなると、体裁を整えるのが難しいという点でしょうか。本を上手い具合に見開いてどうにかして固定し、真上からスマートフォンで撮るというのは骨の折れる作業です。

ただ、自分の場合は、文字を判別することが出来ればいいので、作業に慣れてきたら、適当に本を固定し、多少歪んでも気にせずパシャパシャ撮ってました。頁数にもよりますけど、慣れてくれば、1冊あたり30分程度でスキャンできます。

※ 体裁にこだわり、どうしても綺麗に撮りたいという方は、破壊自炊をするか、固定台などを使って撮るしかないと思います。

 

んで、自分の場合、PDFファイルは全てDropBoxに保存。これで、PCでも見ることが出来ます。また、PDFリーダーについては、好みもありますが、iOSでしたら「Documents 5」、Androidでしたら「SideBooks」が良いのではないかと思います。

(PDFリーダーは他にもあると思いますが、操作感はこれらのアプリが良いと思いました)

 販売元: Igor Zhadanov © 2008-2016 Readdle Inc.

 

Tokyo Interplay Co., Ltd.

 

私が感じた自炊のメリット

まあ、電子化のメリットなんて、誰しも同じことを感じると思いますが(笑)。

とりあえず、いくつか挙げてみたいと思います!

 

① どこでも気軽に読める。

電車の中、カフェ、公園のベンチ、病院の待合室など、どこでも気軽に読めるというのは、一つのメリットかなぁと思います。電子書籍の場合、本の表紙が見えないので、周囲を気にしなくて済みます。

実物の本でも、表紙を裏返せばいいんじゃない?という人もいると思いますが、裏返していると、「別にお前の読んでいる本なんて、誰も気にしてねえよ」という周囲の目を気にしなくてはならず(どんだけw)、結局ストレスなんです。

 

② 持ち運びが便利すぎる。

まあ、電子化の一番のメリットはとにかく持ち運びが便利すぎるという点に尽きるでしょうか。スマホとかタブレットさえあればそれで済んでしまうというのは、よくよく考えればすごいことです。以前は、重い本を何冊もバッグに入れて、持ち運んでいましたが、そんなことをせずに済むのはデカい。

私はよく図書館で勉強するんですが、そのたびに何冊も本を持っていかないといけないのはキツイですし、電子化したことによって、その場にない本も参照できるので本当に助かっています。

 

③ お財布にも優しい&部屋がスッキリ。

自分の場合、愛着のある本は手放さないですが、自炊した本を売却・処分することによって、大量の本を片付けて、部屋をスッキリさせることもできます。売却すれば、いくらか返ってきますし、お財布にも優しいですね。

 

まとめ

以上、私がやった非破壊自炊の方法とメリットでした♪

電子書籍派に鞍替えしたため、今後は、本を購入すればすぐに自炊していこうと思っています(*´ω`*)

 

追記(2017/9/25)

CamSccanerを使った具体的な非破壊自炊の利用・活用法について書きました。

バイトの思ひ出ぼろぼろ

 以前、ブラックバイトに関する記事としまして、↓このような記事を書きました。


 その中で、「良いバイト先」もあれば、「最悪なバイト先」もあったという話をしましたが、それぞれ思い出を振り返ってみようかなと思います。

 

 

良いバイト先の思い出

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 「良いバイト」と言うと、色んな捉え方ができると思いますが、ここでは「楽だったバイト先」と「社会勉強になったバイト先」を紹介します。

 

1. 郵便局(外勤)

 確か、大学1~2回生の頃に、最初から短期のつもりで、夏季休暇期間中だけ郵便局でアルバイトをしていました。その頃は「ゆうメイト」とか呼んでいたように思います。

 まだ運転免許を取りたての頃で、車の運転の練習のために、自動車での集荷・配達をやろうと思ったのがきっかけです。その当時は、車を運転すること自体が非常に楽しく、それだけで良いバイトだと思っていました(笑)。

 

 さらに、仕事内容も凄くラクでした。郵便局の外勤は、年賀状やかんぽのノルマがあることで有名ですが、学生アルバイトの場合、そのようなものはなく、毎日集荷と配達を繰り返しているだけでOKでした。

 しかも、暇な時間帯が多く、集荷や配達がない時は休憩することが許されていました。配達が全然なく、ずっと休憩室でテレビを見て時間を潰したこともありましたね。これで時給が発生するって、すげえなと(民営化する前の話であり、今は厳しいかもしれません)。

 

 働ける時間帯との関係で、夏季休暇中しか無理でしたが、もし可能であれば、あのまま働き続けるという選択肢もあったなと思います。

 

2. 100円ショップ

 上記郵便局も良いバイト先でしたが、個人的に一番良い思ったバイト先は、大学3回生の頃にやっていた100円ショップのアルバイトです。

 自分はオープニングメンバーとして働き始め、納品、品出し、発注、レジ打ち、清掃など、全ての業務をやっていました。バイトリーダーとまではいきませんが、全てのシフト時間帯について、人手が足りない場合にはヘルプとして入っていましたので、それなりに信頼されていたと思います。

 

 このお店は直営店であり、本社の社員が店長だったんですが、この店長さんが神でした。

 ある時、試験勉強が忙しく、店長さんに相談したところ、「自分が代わりにシフトに入るから、試験勉強に集中して」と、便宜を図って頂いたことがありました。

 試験期間のあと、休憩時間中に、ふとお店の裏にある路地(バックヤードから直結している)を覗くと、店長さんが段ボールを敷いて、その上に寝そべって仮眠をとられていたんです。自分の身を削ってでも、バイトのシフトの融通を利かせようとしてくれる姿に本当に感動しました。

 

 また、このお店は、バイト同士の仲も良く、本当に仕事をしやすい環境でした。人間関係などを含めて、色んなことを学ぶことができた最高の職場だと思います。

 

最悪なバイト先の思い出

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 さて、良いバイト先の思い出はこのぐらいにしておきましょうか(笑)。

 ここから先は、最悪だったバイト先の思い出シリーズです。どうぞ~!!

 

1. 英会話教室のティッシュ配り(ブラック度★★☆☆☆)

 大学2回生の頃に短期でやろうと思ったバイトです。駅前に英会話教室がオープンし、集客のために、駅前でティッシュを配って宣伝するバイトでした。

 勤務条件はほとんど忘れましたが、事前に勤務可能な曜日を伝えると、メールでシフト表が送られてきて、その日に出勤する感じだったと思います。

 

 出勤すると、英会話教室のスタッフが、担当ポイントを指示し、そのポイントで、ティッシュを配りまくります。①全てのティッシュを配り終えるか、②所定の勤務時間が経過するまで、ポイントを離れてはいけません。

 んで、上司にあたる英会話教室の女性スタッフが、えらく高圧的な人でして、「元気よく!笑顔で!」と、バイトに指導をします。ここまでは良いんですが、ティッシュがなかなか減らない場合、ずっと監視され、5分おきぐらいに注意されるんです。「元気ないよ?」「やる気ある?」といった具合に(この時点でお察しでしょう)。

 最初は、注意されると、「もっと声を出した方がいいかな」「どうしたら受け取ってもらえるかな」と考えながらティッシュを配っていたんですが、自分の近くのポイントを任された高校生が、一緒にバイトに参加した友達とずっとお喋りをしているのが見えました。「あーあ。あの女性スタッフに怒られるぞ…」と心配していると、その女性スタッフが高校生に近づき、なんと一緒に楽しくお喋りをしているではあーりませんかー。

 

 そのあと、自分のところにやってきて、また注意。「ちゃんとやってる?」って。

 ん?どの口が言ってるのかな?(^ω^)

 

 そのあと、すぐにやめました。たぶん2回ぐらいしか出勤してないと思います。

 

2. レストランのホール(ブラック度★★★★☆)

 レストランのホールといっても、バイキングレストランでしたので、オーダーをとることはなく、キッチンから料理を補充したり、テーブル拭いたりするのがメインでした。

 これだけ聞いていたら楽そうにも聞こえますがとんでもありません。職場の人間全員、超ドS。「お前、怒鳴りたいだけだろ」っていうぐらい怒鳴ります。分からないことを相談したら、「それぐらい自分で考えろ」と言われ、相談しなかったら、「相談しろよ」と言われる理不尽さ。

 暴力はなかったですけど、人格否定の暴言は山ほどありましたし、もうご縁はないと思いますが、ああいう職場では二度と働きたくないですね。

 

3. セ〇ンイレブンのフランチャイズ店(ブラック度★★★★★)

 50歳前後ぐらいの夫婦で営んでいたセ〇ンイレブンのフランチャイズ店。個人的最悪バイトランキング、断トツの第1位です!(笑)

 

 まず、慢性的な人手不足であるにもかかわらず、夫婦自らがシフトに入ることはなく、バイトに仕事を押し付けることが恒常化していました。例えば、夕方のシフトが足りない時があり、夫婦のうちどちらかが入ればいいのに、夕方6時ぐらいになるとそそくさと帰っていきます。穴埋めでシフトに入っていた人からは、不満の声が噴出していました。

 新しく人が入ってきても、希望するシフト以外にも入るように強要し、僕の場合、最長で14連勤なども経験。かと言って、違法な勤務状況を改善しようとする兆しもなく、バイトに対する優しさや思いやりなんて、微塵も感じませんでした。

 

 次に、レジでの違算は全てバイト負担。プラスの違算は特に何もありませんが、マイナス違算の場合、監視カメラで確認し、誰が違算の原因を作ったのかを調査したうえで、その人に支払わせます。額に上限はなく、マイナス1万円だったならば、1万円支払います。要するに、場合によっては、その日タダ働きをすることもあるわけです(それ自体、もうおかしいんですけど)。

 ある時、7~8千円ぐらいのマイナス違算が生じました。しかし、監視カメラで確認しても、自分が間違えたのか、パートナーが間違えたのか分からないということがありました。そのときも夫婦は違算の支払いを強要(自分とパートナーで割り勘)。これにはさすがに激しい憤りを覚えましたね。明確に違算を生じさせた証拠もないですし、もし、お客がお金を取っていたとしたら、どうするんですかねぇ。

 

 その他にも、この夫婦にはイライラすることの連続で、ストレスMAXでした。今思い出しても、うんざりします。

「最近、Youtuber ヒカルくんにハマっています」というだけの話。

Youtuber

 どうも、まさぽちです(*‘ω‘ *)

 わりとどうでもいい内容だと思うんですけど、現在、Youtubeの「ヒカルチャンネル」という動画をよく見ていまして、Youtuberのヒカルくんにハマっています…というだけの話をしたいと思います。

 

 元々、テレビを見ない性分でして、そのかわりYoutubeの動画を見る機会が多い生活を送っていました。仕事から帰ってきて、Youtubeを見ながら飯を食うっていうのが、いつものルーティン。

 僕は結構将棋が好きなので、将棋ウォーズや将棋倶楽部24の対局実況動画をよく見ていました(動画を見ているだけじゃ全然強くならなくて、未だに将棋ウォーズで1級なんですけどね…)。

 

 んで、ある日のこと。Youtubeのトップに、注目動画といいますか、急上昇中?の動画として、ヒカルくんの動画が挙がっていました。遊楽舎という兵庫県姫路市にあるカードショップで、確か、デュエルマスターズというカードゲームのガチャを、当たり(特典カード?)が出るまで引く…という動画だったと思います。

 

 カードゲームのことを知っていたわけではないんです。遊戯王ですら、何となく知っているレベルです。それでも何故か気になったんですよね。「当たりが出るまでガチャ引くってすげーな」って。

 んで、見てみると、結構大量のお金を投入しているじゃあーりませんかー(笑)

 24、5歳の若者が、ひとつの動画を撮るために、何万も投資してガチャを引く。その光景がなんか衝撃でした。

 

 それから、ヒカルくんの動画をちょくちょく観るようになって、気づいたら毎日視聴するようになっていました。

 

ハマった理由。

 上述のとおり、「お金の使い方が豪快」というのもハマった理由のひとつです。豪華景品を当てるまでクレーンゲームをしたり、知り合いのYoutuberに数百万の車をプレゼントしたり、宝くじ100万円分を購入したり。

 普通の人でも、単発だったら出来そうな企画もありますけど、それを定期的にやるとなると、とてもじゃないですが無理です。資金力があるからこそなせる業ですね。

 

 ただ、ヒカルくんにハマった一番の理由は豪快なお金の使い方ではなく、このチャンネル内で繰り広げられる人間関係と言いますか、全体のトーク力や雰囲気。これなんです。

 

店長さんの存在でかし!

 このヒカルチャンネルには、カードショップ遊楽舎の店長さんが出てきます。素朴な感じで、温和な性格が滲み出ているとても優しい雰囲気の方です。年齢で言いますと、35、6歳の方だと思います。

 この店長さんと、ヒカルくんとの掛け合いが絶妙なんです。傍から見ていると、ヒカルくんに振り回されているようにも見えるんですが、時折放たれる店長さんのツッコミが実に秀逸。この2人の掛け合いは、本当に心地良いですね。関西弁なので、関西人にとっては懐かしく感じるノリでもあります。

 東京の喧騒に揉まれ、仕事に疲れて帰ってきたときに、関西の片田舎(姫路の人すみません…)で繰り広げられる軽快なトークに心が洗われます。僕にとっては遊楽舎は優しい世界のように感じますね。

 

ヒカルチャンネルとともに遊楽舎の発展にも期待!?

 んで、ヒカルくんが店長さんに対して粋な計らいをしちゃうんですよ。

 秋葉原のカードショップで購入した超レアカードを、視聴者さんから頼まれたものということにして、店長さんに渡したり。動画の最後に常日頃の感謝の思いを述べたり。店長さんを有名にしたい、遊楽舎を日本一の店にしたいという意気込みが伝わってくるんですよね。

 自分に真似できるかと言われると、たぶん出来ないでしょうね。家族でもない他人のためにここまで出来る人がいるんだ…って素直に驚きますし、尊敬します。

 

 プロモーション効果も相俟って、現在、遊楽舎は経営が上向きになり、アルバイト従業員を雇えるほどに利益を生み出せるようになったとのことですが(動画内での店長さんの発言を参照)、ここまできたら、とことん行けるところまで行って欲しいと思います。

 店長さんじゃなければ、「どうせ一時的なブームで終わるだろ」と冷笑するところですが、店長さんであれば、「日本一の良い子の溜まり場」を実現できると信じています。

 

これからも期待したいです。

 チャンネル登録者が100万人を突破し、今まさに乗りに乗っているヒカルくん。もちろんこれからの活躍に期待していますし、毎日の動画を楽しみにしています。

コミュ障の人が陥っている誤りを正したい。

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 どうも、まさぽちです♬(*‘ω‘ *)

 本日は、「コミュ障の人が陥りがちな誤り」を片っ端から正していきたいと思います。それによって、少しでもコミュニケーションが楽になれば良いなぁとか思っております。

 

 ちなみに、筆者はコミュニケーションの達人ではありませんし、「出会った瞬間、全員ブラザーだぜっ☆」って言えるようなフレンドリーさもなく、偉そうに言える立場ではありませんが、根はコミュ障ですし、バリバリ人見知りもするタイプなので、コミュ障の人の気持ちは分かっているつもりです。

 

 

誤りその① 相手のコミュ力は自分より高い。

 まず、これですね。要するに、コミュ力に関する自己評価があまりにも低いため、自分以外の人間は、皆自分よりコミュ力があると思いがちです。ですが、相手のコミュ力が高いとは限らず、同じようにコミュ障の人かもしれません。 というか、自分の経験上、コミュ障の人って結構多い気がしています(笑)

 自分もかつては、「みんなコミュニケーション能力高いな~。それに比べて自分は…」と卑下していたこともありましたが、今はそんなことありません。自分のコミュ力が高いとは思いませんが、周囲の人もそんなに高くないと思っています(たまーに、正真正銘コミュ力の高い人もいますが)。

 

誤りその② 会話が盛り上がらなかったら全て自分のせい。

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 コミュ障の人って、基本良い奴なんですよ(自分で言うなよw)。だから、なんでも自分のせいにしがちです。その最たる例が、会話が盛り上がらなかったときの責任感と言いますか、罪悪感。「あぁ、自分のせいで相手に退屈な思いをさせてしまった…」とか思っていませんか?んなわけないっす!(笑)。

 会話は共同作業であり、相手の協力があって初めて成り立つものです。だから、仮に盛り上がらなかったとしても、連帯責任です。ましてや、上述のとおり、相手が自分よりコミュ力が高いとは限りません。お互いコミュ障だったとしたら、会話が盛り上がらないのは必然です。「お前のせいで全然盛り上がらなかったじゃねえか」ぐらいの気持ちでいたらいいと思います。

 

誤りその③ ウェーイwww系の奴がコミュ力の高い奴。

 まあ、大人になるとあんまりウェーイwwwとか、学生のノリの奴に出くわすことはないと思いますが、そこまでいかなくても、集団になると、やたら騒いで目立つ奴っていませんか?例えば、忘年会とか、合コンパーティーとか、なんかの行事の時に。

 ああいう人って、人前で自分をさらけ出すことに羞恥心がないだけであって、コミュ力が高いとは限りません。また、集団では騒げるけど、1対1になると話せない人とか、たまにいます。というか、結構います。

 自分はその逆で、大人数は無理だけど、1対1などの少人数でまったり話すのが好きです。んで、少人数で話す人は、別に騒いで目立つわけでもないため、ウェーイwww系の人と比較したときに、相対的にウェーイwww系の人の方がコミュ力が高く見えるという錯覚なんですよね。うん。

 

誤りその④ 「話す力」だけがコミュニケーション能力。

 会話は、「話し手」と「聞き手」によって成り立っています。んで、間違いなく「話し手」がメインなので、「聞き手」の存在は軽視されがちです。

 しかし、「聞き手」がいなければ会話は成立しません。例えば、出演者全員が、明石家さんまのバラエティー番組を想像してみてください。それはそれで面白いかもしれないですが、多分バラエティー番組としては成立していないでしょう。人の話に耳を傾けて、適度に相槌を打つなど、会話の流れを潤滑にしてくれる「聞き手」がいないからです。

 コミュ障の人は、「聞き手」が発揮している「聞く力」に気付いていないことが多いんじゃないかと思います。個人的には、「話す力」がないと思うなら、「聞く力」を身につけたら良いと思っています。

 

誤りその⑤ 適当に対応したら相手が不快な思いをする。

 コミュ障の人って、あまり固くなりすぎず、かと言って、相手にとって不快ではない丁度良いラインが分かっていない人が多い気がします。要するに、「遊び」の部分がなく、適当な対応をして相手を不快にさせまいとやたらと堅苦しいキャラになりがちです。そういう対応をすると、お互い窮屈な思いをするということを分かりつつ。

 個人的には、ちょっとふざけてるぐらいが丁度良いと思っています。言い方とか、タイミングにもよりますけど、場を弁えて発言している限り、それで相手を不快にさせたり、怒らせたりしたことは無いですね。

 

誤りその⑥ コミュニケーション能力を上げる方法は場数を踏むこと。

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 正確に言うなら、「特に何も考えずに場数を踏むこと」ですね。

 例えば、「アベノミクスの功罪について」というお題を与えられて、即興で何かプレゼンをやれと言われたら、皆さんはできますか?よほど経済事情に精通しているならばともかく、そうでないなら、多分しどろもどろになるでしょう。自分は絶対に出来ない自信があります。

 中には、瞬時にロジックを組み立て、すらすらとプレゼンできる天才がいるかもしれませんが、大抵の人はそんなことできません。話の展開を練り上げ、何度もシミュレーションするなど、徹底的に準備を重ねるでしょう。基本的にこの理屈はコミュニケーションにおいても同じだと思っています(自分の意思を的確に伝え、意思疎通を図るという点で両者は同じです。多分)。

 しかし、コミュ障の人は、コミュニケーションがうまく取れないことを「準備不足」とは認識せずに、単に「場数が少ない」とだけ考えているケースが多いように思います。違います。ちゃんと準備をしていないからコミュニケーションが取れないんです。逆に言えば、準備不足の状態でどれだけ場数を踏んだとしても、コミュ力は上がりません。

 

むすびに

 ざっと思いつく限りではこんな感じでしょうか。自分もかつてはそう考えていたなぁーということを取り上げてみました。少し視点を変えるだけで、コミュニケーションも違って見えてくるのではないかと思います!