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「Grammarly」のChrome拡張機能が最強過ぎる件

 はてブの過去の注目記事の中に、こちらの記事を偶然発見し、「え、こんな便利なツールがあったの!?」と驚いたので、ちょと書かせてください。

 

 Grammarlyについて、どんな機能があるのかは、こちらの記事の中で詳細に書かれているので、省かせて頂きますが、私個人として特にお気に入りなのは、Chrome拡張機能です。

 と言いますのも、メールにしても、SkypeなどのSNSにしても、私は全てGoogle Chromeからアクセスして使用しており、ほとんど全ての作業がChrome上で行われています。そのため、この拡張機能は超嬉しい

※ あくまでもChrome拡張機能なので、メーラーを別途ダウンロードしているとか、Chrome以外のブラウザを使用しているといった場合には、恩恵がありません。。

 

 この拡張機能をONにして、メールでもチャットでも何でも良いんですが、Chrome上で英文を入力すると、右下の緑色のマークがクルクルと回り、文法が正しいかどうか勝手にチェックしてくれるんです。英文の中に間違っている箇所がある場合、間違っている数が表記され、クリックすると、どのように修正すべきか教えてくれます。

 こういう類の校正ツールって、その精度に疑問のないわけではないんですが、Grammarlyの精度は結構凄いと思います。例えば、「jurisdiction in」と打つと、そこが間違っているという指摘があり、「え?なにが間違いなの??」と思って修正文を見てみると、「jurisdiction over」という指摘が。よくよく調べてみると、どちらも文法的に間違いではないんですが、「jurisdiction over」の方がよりメジャーな表現らしいのです。

 これにはさすがに、「そんなことまで指摘してくれんの!?」と驚きました。

 

 もちろん、Chrome拡張機能を使用しない場合であっても、このアプリをダウンロードしておけば、英文を作成する必要が生じたときに非常に便利です。すぐにネイティブチェックを受けられる環境だったとしても、とりあえず、自分の文章の文法チェックができるので、ちょっとしたメールを返信したいときなどに役立ちますね。

 あとは、仕事で使わないという人であっても、ライティングの練習がしたいとか、そういう目的でも使えると思います。是非お試しください~。

 

【英文契約 Part3】補償条項(Indemnity)の機能と修正の方向性

「補償」と「損害賠償」との違い

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 英文契約の中には、「Indemnity Clause(or hold harmless clause)」という特殊な条項があります。例えば、以下のようなものです。

「Each party shall indemnity, defend and hold harmless the other party, their affiliate, respective directors, officers, employees, agents, contractors, and representatives from and against all claims, damages, losses,  liabilities, costs, expenses, including reasonable attoney's fee, arising out or in connection with this Agreement.」

(各当事者は、本契約に起因し又は関連する一切の請求、損害、損失、責任、合理的な弁護士報酬を含む費用について、相手方当事者、相手方の関連当事者、取締役、役員、従業員、代理人、契約者、及び代表者を防御し免責する。)

 

 「Indemnity」「Indemnify」「Indemnification」は、直訳すると「補償」ですが、英文契約に慣れていない人がこの条項を目にすると、「ああ、日本法で言うところの損害賠償のことだな」と勘違いしてしまうことも多いんじゃないかなと思います。

 しかし、文言をよく読んでみると、契約当事者以外の第三者が損害を被った場合であっても、当該第三者を防御し(defend)、免責する(hold harmless)などと書かれており、「あれ…?おかしいですよ?あれれ?」と、加藤一二三先生も戸惑う内容となっています。

 

 ますですね。最初の出発点としまして、英文契約の「補償」と日本法の「損害賠償」は異なる法的概念であるということを理解しておく必要があります。

 

 日本法の「損害賠償」は、要するに「自分のミスで相手に損害を与えたのであれば、その損害を賠償しなければならない」という過失責任です。

 他方、英文契約における「補償」とは、特に制限のない限り、無過失責任です。自分のミスなのかどうかという点に関わりなく、契約に起因して生じた全ての損害について、これを補償する責任を負うことになります。

 

 また、日本法の「損害賠償」の概念によりますと、契約当事者以外の第三者が被った損害を賠償する責任は、債務不履行責任ではなく、不法行為責任です。契約の効力は相対的なものであり、当該第三者には及ばないからです。

 他方、英文契約における「補償」は、契約当事者間の損害の公平な分担というより、第三者が被った損害に対して、これに対応・補償することを主な目的としています。契約上の機能からして両者は違うわけですね。

 

 

 このように、両者は異なる法的概念であって、非常に大きな法的リスクを秘めており、且つ、ほぼ全ての英文契約に登場するにもかかわらず、専門書では、Indemnityについてあまり詳細に書かれていません。というか、触れられていないことも多いです。

 

Indemnity条項の修正

 以上のとおり、非常に法的リスクが大きい条項であるため、ほぼ確実に修正を入れることになります。たぶん、Indemnity条項が規定されている英文契約の95%ぐらいは何らかの修正を加えたと思います。

 

 修正の方向性としましては、おおよそ、①補償対象者、②補償の対象となる行為・損害、③責任発生根拠に制限を加えることによって、日本法の「損害賠償」に近づけることを意識しています。

 例えば、補償対象者から「代理人」や「契約者」といった契約者当事者以外の第三者を削除したり、過失責任に限定したり(※)といった修正ですね。

 

(※)例えば、「Each party shall indemnity, defend and hold harmless the other party, their affiliate, respective directors, officers, employees, agents, and representatives from and against all claims, damages, losses,  liabilities, costs, expenses, including reasonable attoney's fee, arising out or in connection with any negligent act or ommision of this Agreement, or violations of applicable laws and regulations by Indemnifying party.」など。

 

少年野球チームの練習風景を見ていたら。

なんか、複雑な気持ちになったので、この記事を書いています。

 

今日、良い天気だったので、家の近くの公園までブラブラと散歩に出掛けたんです。そしたら、少年野球チームが練習してまして。休日にはよく見かける光景ですよね。「あー、良いなぁ」なんて思いながら何気なく眺めてました。

 

すると、監督さんが、子どもたちをホームベース近辺に並ばせ、ピッチャーマウンドよりも近い場所から近距離ノックを始めました。しかも、結構速い打球速度で。

その距離にして15〜16mほどでしょうか。野球は多少かじったことがある程度ですが、大人でもこの距離から速いノックを打たれると相当怖いと思います。

 

おそらく、ボールに対する恐怖心を克服させるための練習だと思うんですが、容赦のない近距離ノックが次々と繰り出され、しかも、「逃げんな、コラ!」などと怒号が飛ぶのを見て、段々と気の毒に感じると言いますか、「おいおい、なんだこの監督…」と思い始めていました。

 

そのうち、打球を左右に振るようになり、横っ飛びジャンプをして捕れ、とか言い出したんです。プロの選手が華麗に横っ飛びをして、難しい打球をキャッチしているのを何度も見たことがありますが、それを真似してやれと。それが出来ないと、「飛べ!コラ!」と怒号が飛びます(「飛べ!」ってなんだよ…)。

 

もうね。カオスですよ。子どもたちは、恐怖心で腰が引けてしまい、ノックどころじゃない。横っ飛びジャンプも、ヤケクソって感じで、打球が飛んだ方向にゴテンと転ぶだけ。そりゃそうなるよ。

 

これのどこが練習なんだ?恐怖心を克服させたいのか知らんが、余計に恐怖心を植え付けるだけなのでは?というか、まともに打球を捕れない子どもに、横っ飛びジャンプをして打球を捕れって何がしたいの?

 

という感じで胸糞悪くなり、見ていられなくなってその場を後にしました。

 

少年野球チームの監督って、近所の居酒屋のおっさんだったり、普段何をしているのか分からんおっさんだったり、飲んだくれのおっさんだったり、まあ、とにかくよく分からんおっさんであることが多いんですが、私は、自分の子どもを、そんなおっさんの元に預けて、よく分からん近距離ノックは絶対に受けさせません。かなりの高確率で、「もう行きたくない」って言われるのが目に見えてるので。

 

少年サッカーの監督とかコーチをする場合、資格が必要と聞いたんですが、なんで野球の場合はそういう制度がないんですかね。不思議です。