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とある法務部員の備忘録。

某IT企業に務めるお気楽法務部員が、法律、ゲーム、生活、その他諸々を書き綴っております。

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「Evernote」をちょっと使ってみたけど、使い方が分からず放置している人へ

生活 その他

はじめに

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  今回は Evernote についてちょっと思っていることを書いてみます。

  僕自身も Evernote は愛用しており、それなりに使っていますが、「使わない人は使わないんだろうなぁ」ということを常々感じているところです。と言うのも、僕は、過去にEvernoteを使ってみようとチャレンジしてみたものの、生来の面倒臭がりでして、一度挫折してるんですね(これを “挫折” と表現するのが正しいかどうかは別として)。

 なので、「Evernote なんて利用価値ねーよ」という人の気持ちも多少なりとも理解しているつもりですし、その意見も一部大賛成なんです。

 

 そこで、今回は、僕と同じように Evernote を少し触ってみたものの、

「その良さがイマイチ分からない」

「面倒臭くて途中でやめた」

 という人を対象として、

 

「でも、巷では便利だと言われてるし、出来れば Evernote を活用したい」

 という人向けに、あーだこーだ持論を展開してお節介を焼くというエントリーです(今更感が強いですが)。

 

 

Evernoteを使わなくなった理由と分析

  過去に、僕が Evernote を使わなくなった理由は、

・面倒くさいから。

Evernote で出来ることは、他のサービスでも達成出来るから。

 

 この2つ。

 最初は、iPhoneで撮影した写真の保管場所、Webクリップの保存場所、ちょっと気になった事のメモ書き等々、よくある活用方法でした。「Evernoteの活用方法」なんてフレーズでググれば、たくさんブログ記事が出てきますよね。それらを参考にしながら活用していこうとしてました。

 

 でも、やっぱり使わない。

・写真の保存だけなら DropboxGoogle+ の方が便利。わざわざEvernoteを使う必要がない。

・Webクリップをしてみたところで後で見返さない。ちょっと見返したいだけなら Pocket で十分だし、こちらの方が便利。

・ちょっとしたメモ書き程度であれば、他にも有用なアプリはあるし、そちらの方が手軽で便利。Simplenote のようにPCと連携・同期化出来る超絶便利なものもある。

・そして、面倒くさい。

 

 こんな感じで Evernote のアカウントを持っているものの、完全放置でした。でも、これって考えてみれば至極当然のことなんですよね。

 

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 僕が Evernote についてイメージしたのは「書斎」。

 例えば、ある日、超巨大な図書館のような書斎を与えられたと想像してみてください。天井の果てが見えないようなファンタジーの世界に出てくるやつです。その書斎のマスターが貴方にこう告げます。

 

「今日から、この書斎を自由に使ってくれて構わない。そこの机に紙とペンがあるから、好きなだけメモを取ってくれても良いし、書棚に好きな本を並べてくれても良い。フォトブックもあるから、思い出の写真を収納するのも良い。ホームシアターを使って好きな映画を観るのも良いな。1ヶ月に持ち運べる荷物の量に制限があるが、それ以外は自由だ」

 

 そう言って書斎の鍵を手渡し去っていきました。目の前には、気が遠くなる程広大な書斎。とりあえず、机に座ってメモを取ってみる貴方。しかし、こう思う。

 

「メモを取るだけなら、こんな大きな書斎じゃなくても良くね?」

 

 ↑ これがまさに僕でした。そもそも、Evernote というサービスを利用する前からメモを取る習慣がない(笑)

 ただでさえ、メモを取る習慣の無い奴が、いちいち Evernote を起動して、新規ノートを作り、メモを書く・・・わけがない。たまーーーに、メモを取る必要に迫られても、iPhone の標準メモアプリとか、その他便利なサードパーティアプリで事足りてしまう。

 写真とか、Webクリップとか、日記とか、その他の用途についても同じ。それぞれに特化したサードパーティアプリで事足りてしまうから、結果として Evernote を使う理由を見いだせなくなって離れていってしまう。あるいは、そのような習慣がないので、やっているうちに面倒臭くなってしまう。

 個人差こそあれど、Evernote を使わない・使わなくなった人の大半は、そんな感じじゃないでしょうか?

 

 

Evernoteの利用価値・存在理由は、保存した情報を欲した時に初めて分かる

 上で挙げたような理由で Evernote を使わない・使わなくなったという人の意見は正しいし、理解できます。

 それ故、僕は「何が何でも Evernote でなくてはならない」とは思いません。ファッション感覚で、「Evernote を使いこなしている俺カッケーーーー!!」という気持ちに浸りたいわけでもない限り、Evernote にこだわる理由も必要も無いと思う。

 

 でも、Evernote にも確実に良さはある。その良さを知る前に Evernote を使わなくなったのだとしたら、めちゃくちゃ勿体無いと言わざるを得ません。

 

 では、生来の面倒臭がりである僕が、再び Evernote を使おうと思った理由は何なのかと言うと、しばらく完全放置だった Evernote を1年ぶりぐらいに起動した時に、保存してある情報をよくよく見てみると、「こんなの絶対後で見返さねーだろ」という情報ばっかりだったんですね。そりゃ、そんな情報ばかりだったら利用するわけがない。

 そこで、そういう情報をひたすら消去しまくって、「後で見返す価値がある情報」だけに集約しました。よく「Evernote を自分だけの Google にする」というコンセプトがありますが、僕の場合は「Google」ではなく、「金庫」ですかね。そこまで重々しいものではないかもですが、コンセプトとしてはそんな感じです。

 

 そして、「金庫」である以上、直ぐに利用価値は分かりません。情報を保存した直後は金庫の存在を忘れちゃうからです。でもそれで良いんです。

 大事なのは、「あの情報どこに保存したっけ?」「そもそも保存したっけ?」という問題に直面したときに、「じゃあ Evernote を覗いてみよう」という行動・思考パターンになるかどうか。「後で見返す価値のある情報を Evernote に保存しておく」というルールさえ身に付いていれば、「困った時は Evernote を見返す」という行動を取れば問題が解決する可能性が高くなります。

 

 そして、自分が欲している情報を Evernote が持っていた時に、「Evernote すげー」となります。そのタイミングに直面しないと、正直なところ、Evernote の良さは分からないかも・・・です。そう思うタイミングは、1か月後かもしれませんし、1年後かもしれません。はたまた5年後、10年後かも。

 「いつ役に立つか分からないなら、やっぱり利用する価値はない」と言う方。ちょっとお待ちを。見返すことになったのが、たとえ1年後だったとしても、そのたった1回きりのフィードバックがめちゃくちゃ大事かもしれませんよ?そういう場面に直面した時にしか、「Evernote に保存しておいて良かった!」と思う事は無いでしょう。

 

 「なるほど、言い分は分かったが、たとえその用法だとしても Evernote である必要はなくないか?」という意見もよく分かります。後述の通り、僕も全ての情報を Evernote に一元化しているわけではないので、他にもっと便利なものがあるなら、勿論そちらでも良いと思います。

 ただ、現状 Evernote が一番保存しやすいです。テキスト、写真、動画、音声、Webページ…etc。種類を問わず保存出来るのが Evernote の強みでしょう。例えば、テキスト「だけ」を保存するなら、他のクラウドサービスでも良いかもしれませんが、それ以外のファイルを保存したくなった時に、どうしても不都合が生じることが多いのです。

 

 

Evernoteに保存する情報のルールを決める

 僕が、Evernote に保存する基準としているのは、ここまでの話の流れからして分かると思いますが、一つは、「後で見返す可能性・重要性があるかどうか」

 「後で見返すかどうか分からないけど、とりあえず保存しとくか」っていう事はしません。それをやって Evernote がごちゃごちゃになっちゃったからです。迷ったら保存しません。

 

 もう一つは、「ある程度、永続的に保存しておく必要があるかどうか」

 これも重要な基準の一つ。例えば、買い物に行く時に「買う物リスト」を作成したとします。確かに、後でお店に到着した時に、このメモ書きを見返す可能性がありますが、永続的に保存すべき情報ではないので、Evernote には保存しません。この程度のメモ書きであれば、通知センターにメモ書きを表示出来るウィジェットを使用しています(用が済めば削除)。あくまでも、Evernore に保存するのは、長期間保存することを前提とした情報のみ。

 

 ありきたりですが、基準は上の2つだけです。

 現在、写真は Dropbox に保存していますが、「写真だから Evernote に保存しない」のではなく、後で見返す重要性が低いから保存しないだけです。それゆえ、後で見返す重要性のあるものならば Evernote に保存する事もありえます。

 また、ちょっとしたWebクリップ程度であれば、Pocket に保存していますが、その中でも、特に重要なものは、Evernote に保存しています。

 

 その他、動画だろうと、音声データだろうと、Webクリップだろうと、日記だろうと、SNSの投稿履歴だろうと、メールだろうと、行動記録だろうと同じ理屈です。ファイル・データの種類で分けているのではなく、あくまでも上記2つの基準に当てはまるかどうか。

 僕にとって Evernote は「金庫」なわけですから、一時的に保存しておく程度であれば、別に他のサービスでも良いんです。

 

 

さいごに

  冒頭にも述べましたが、今回の記事は、あくまでも、

Evernote を使ってみたけれど、良さが分からない・面倒臭くてやめた。

・でも、Evernote を活用してみたい。

 

 という方に向けて、自分の活用方法の考え方を紹介するものです。「これが正しい使い方だ」なんて高尚な事を言うつもりはありませんので、後はご自身の判断にお任せします。