どうも!久しぶりのブログ更新です。
タイトルの通りなんですが、引っ越しました(大阪→首都圏)。理由は、転職により、勤務地が東京になったからなんですが。真夏にスーツを着て、面接を受けに行くのは、さすがに辛かったです。この季節に就職活動をしている学生さんの気持ちが少しだけでも分かった気がします。
(ビジネスカジュアルで良いですよ〜って言って下さる企業さん、ホント有りがたかったです!ありがとうございました!)
転職活動・・・というか、今就いている職業のことについては、追々記事にするとして、今回のテーマは、「物件探し」と「引っ越し」について。
特に、大阪→東京のように、遠く離れた土地に移り住む際、参考になりそうな事をまとめてみました。私のように、単身のサラリーマンはもちろんのこと、就職のために物件探し&引っ越しをする学生さんにとってもご参考になれば幸いです!
① 遠方の物件探しはエリア決めから!
私は、学生時代一人暮らしをしていましたし、現在も一人暮らしをしているので、不動産屋を何件もめぐって、あれこれ希望の物件を探すことにはある程度慣れています。それなりに交渉も出来る方だと自分では思ってます。
しかし、さすがに今回のように、縁もゆかりもない遠方の土地の賃貸物件を探すのは初めての経験でした。
ある程度大きな企業であれば、社員寮や借り上げ社宅などがあると思いますが、中小企業だと、そんなもの無いことがほとんどです。となれば、自分で探すしかありません(小さな会社でも賃貸物件や不動産会社を斡旋してくれる企業もあります)。
まず、自分の希望にあった物件を探すとなると、今はネットで検索するのが一般的でしょう。人によってこだわりがあると思いますが、選ぶ基準としては、
- 家賃や共益費、管理費
- 間取り(1R、1K、1DK・・・など)
- 専有面積
- 建物構造(木造、鉄骨、RC、SRC・・・など)
- 築年数
- 床タイプ(畳 or フローリング)
- バス・トイレ別か否か
- 備え付けエアコンの有無
- キッチンの機能性
- ガスの種類(都市ガス or プロパンガス)
- 室内洗濯機置場の有無
- 独立洗面台の有無
- 収納スペースの広さ
- 階数
- オートロックの有無
- 宅配BOXの有無
- 駐車場の有無
- 周辺施設の利便性
- 治安
- 最寄り駅までの距離
- 会社までの交通手段・乗り換え回数・所要時間
ざっとこんな感じでしょうか。あとは部屋の形?とか、敷礼の有無とか。
すると、自分の希望に合った物件がいくつかヒットすると思います。あとは、不動産屋に問い合わせて、内見をするだけ。
但し、ここで大きな問題が・・・。
自分の生まれ育った街や住み慣れた街であれば、「◯◯駅から徒歩5分」「住みたい街No.1!△△△!」と聞けば、大体どんなところかイメージ出来ますよね?
でも、遠方の土地の場合、全く分からない!!!(笑)
これが非常に厄介なんです。
例えば、近場に引っ越すのであれば(同一市内とか)、内見をした日に気に入った物件が見つからなくても、また別の日に違う不動産屋さんを訪ねるなどして、時間をかけて物件を探すことは十分可能です。「◯◯駅周辺は不便そうだな。じゃあ、次は△△駅周辺の物件を見てみよう」といった具合に。
・・・しかし、遠方の物件を探すとなるとそうはいきません。
事前に内見の予約をとり、高い交通費を払って、当日不動産屋を訪ねることになります。その日のうちに希望に合った物件が見つかれば良いですが、ネットに掲載されている物件はいわゆる「おとり物件」であることが多く、「あ〜、その物件、昨日決まっちゃったんですよね〜」とか言われることが多々あります。
熱心な営業マンであれば、代わりの物件を何件も紹介してくれるでしょうけど、そもそも、その不動産屋が担当しているエリアが気に食わなければ、無駄な努力ですし、違うエリアを探そうにも、1泊・2泊することが前提になってきます。そのうえ、土地勘もありません。
時間も資金も余裕がある人はそれでも良いですが、遠方の場合、「どうしてもその日のうちに決めたい」と思うのが普通でしょうし、そうなれば、不動産屋をはしごするという選択肢は除外されます(大手不動産会社であれば、情報共有しているケースが多いので、あまり無いとは思いますが)。
要するに、当日決めたいのであれば、どこか不動産屋を1社に絞り、その不動産屋が担当しているエリア内で希望物件を探す・・・ということが、最も スピーディー 且つ 効率的 且つ 安心 です。
それゆえ、遠方の物件探しの場合、家賃とか、間取りとか、築年数とかを考える前に、まず住むエリアを決めましょう。
会社までの通勤時間、治安、周辺施設の利便性、周辺の家賃相場、口コミ評判などをネットで検索すれば、直ぐに分かります。あとは、Googleのストリートビューなどを参考にしながら絞っていけば良いと思います。
※ちなみに、私は、収入と住みたい部屋の間取りや広さとの関係で、まず東京都内を除外し、近隣の他県のうち、通勤に便利で、且つ、閑静な住宅街のエリアを選びました。
② 地域密着型の不動産屋と密に連絡をとる!
では、エリアを絞ったとして、どの不動産屋に依頼するか。
大手不動産会社のサイトで物件を検索すると、大抵「この部屋に住みたい!」というものが見つかります。 そして、駅前にはエイ◯ルとか、アパ◯ンショップとか、大手不動産会社の営業所があるので、そこを訪問する・・・という流れを経ることが多いと思います。
ですが、エリアで絞ったのであれば、そのエリアに精通している地元密着型の不動産屋に依頼するというのも一つの手です。こういった小口の地場不動産屋は、資金力や宣伝力という点では、大手に劣りますが、昔から営業している会社ですと、地元の家主さんとの繋がりが非常に深く、その不動産屋しか知らない物件なども多数存在します。
また、融通も利きやすいため、担当者次第では、めちゃくちゃ親身になって物件を探してくれます。
「大手の方が安心」と決めつけずに、地元に根ざした不動産屋さんをひとまず探してみることを強くオススメします。
そして、ここからが重要。
内見当日に物件を決めるつもりであれば、事前の意思疎通がめちゃくちゃ大事です。電話で希望条件を詳細に伝え、条件に合った物件を最低でも5件程度ピックアップしてもらうように依頼します(朝からじっくり内見出来る限界は5件ぐらいだと思います)。その際、担当者の対応についてもさりげなくチェックしておきましょう。
また、電話だと聞き逃し等があるかもしれないので、メールでも詳細事項を伝えておきます。もし、内見を希望した物件について、当日までに入居者が決まってしまったら、直ぐに連絡してもらうようお願いしておきましょう。
※その際、担当者があまりにも適当な対応の場合(タメ口で話す、レスポンスが遅い、『そんな物件はない』などと逆ギレしてくる)、不動産屋を変えましょう。
なお、「その日のうちに決めたい」などと伝えない方が良いです。こっちが焦っている事が伝わると、足元を見られ、入居者がなかなか決まらない空き物件を押し付けられる可能性もあります。
③ 1日しかない内見は時間短縮・節約が重要!
さて、内見当日。
事前に伝えておいた条件に合う物件を担当者から紹介され、それぞれ説明を受けることになるかと思います。ここで、「折角、紹介してくれたんだから・・・」との親切心から、全ての物件を内見する必要はありません。
この時点で、自分の中で第1志望、第2志望・・・と、順位付けがされているかと思いますが、絶対入居することはないだろうと思う物件については、内見を断っても大丈夫です。何より時間が大事です。失礼な言い方かもしれませんが、見るだけ時間の無駄になりそうな物件については、最初の時点で除外しましょう。
(出来ることであれば、3〜4件に絞るのがベストです)
メジャー、メモ帳、ビー玉、デジカメ等を持参し、物件を見に行きますが、この時、もし可能であれば第1志望の物件から見させてもらうようにしましょう。何故なら、この第1志望の物件が基準になるからです。
第1志望の物件を見た後、2件目、3件目と足を運んだ際、第1志望の物件に対する印象度を超えないのであれば、特に部屋の寸法などを測る前に、早々に切り上げれば良いので、時間の短縮になります。
(第1志望の物件より気に入った場合 又は 第1志望と同程度の印象だった場合に限り、部屋の寸法を測ったり、水回り・壁の厚さ・収納スペースを確認したり、周辺環境を見ればいいわけです)
営業車での移動中の時間も無駄には出来ません。もし、物件情報に疑問・質問があれば、とことん聞きましょう。担当者と仲良くなれれば、ちょっとした裏話も聞けます。
もちろん、その日のうちに入居先を決めちゃいましょう。「後日、返答します」は駄目です。考える時間が欲しいのは分かりますが、基本的に、物件のキープは出来ないので、考えている間に入居者が決まっちゃう事だって十分あり得ます。
そうなれば、また内見のために、高い交通費を出して、不動産屋まで足を運ぶことにもなりかねません。迷ったら、「ちょっと疲れたので休憩させて下さい」とでも言って、担当者から離れ、缶コーヒーを飲んで、タバコを一服して、冷静に物件を整理・比較しましょう。答えは出るはずですよ。
遠方の物件探し・引っ越しについて参考になりそうなこと(2)はこちら↓