箱庭的ノスタルジー

世界の片隅で、漫画を描く。

美容院に新規顧客として行ったときに思うこと。

美容院_新規顧客

 美容院に新規顧客として行ったときに思うことがあったので書いてみます。

 

 美容院に行ったときに、「会話がダルい」とか、何かしら不満に思うことってありますよね。僕にもそれがあって、僕の場合は、「頼んでもいないのにアドバイスをしてくること」なんです。

 

 昔から、髪質やつむじの位置、髪の毛の流れが原因で、髪の毛が伸びてきた時に、ぼわっとサイドが膨らむのが悩みでした。なので、いつもペタっと、ボリュームダウンしている人が羨ましく、「ああいう髪型になれたらなぁ」と思ってました。

 そこで、当時通っていた美容院の担当の人に、どうしたら良いのか聞きまくり、髪型だけでなく、おすすめのワックス、ブローやセットの仕方、果ては髪の洗い方まで丁寧に教えて頂きました。その甲斐あってか、自分の中で、髪に関しては「これだ!」というものを確立しました。

 しかし、残念なことにその美容師さんは転勤となってしまい、それ以降、僕は「自分と気が合う」「上手い」と思う美容師さんに出会うまで、よく美容院をコロコロと変えていました。自分のお気に入りの美容師さんが見つかれば、その人をずっと指名するって感じです。

 

 んで、新規として美容院に行くと、大抵一番初めにアンケートのようなものを書かされ、僕はいつも「髪についてお悩みはありますか?」という質問に対し、「特にない」と回答し、「特にアドバイス等は要りません」と書きます。悩みはあるけど、その解決方法を知ってるからです。

 

 …しかし、「髪の悩みはない」「アドバイスは要らない」と回答しているにもかかわらず、毎回必ず「お客さんの場合は〜」「ブローのやり方は〜」と、アドバイスをしてくるのです。「へえ!それは知らなかった!!」と目からウロコのようなアドバイスではなく、既に知っていることです。

 もちろん、善意でアドバイスして頂いているのは分かっています。その気持ちはすっごく有り難いんですが、毎回毎回、同じアドバイスを貰うと、さすがに「もう知ってるよ」と言いたくなりますし、そもそも「アドバイスは要らない」と言っているじゃないか!と、言いたくなります。。

 僕が美容師さんに求めることは、「頼んだとおりにカットすること」と、「程よい雑談」だけ。本当に聞きたいことはこっちから聞きます。洋服を買いに行ったときに、頼んでもないのに、『何をお探しですか?』と話しかけてくる店員さんに対する感情と同じかな。

 

 美容師さんの立場からしたら、新規のお客さんに対して、何も意見を言わないのは「印象が悪くなる」と思っているかもしれませんが、そんなことないですよー。僕みたいに有難迷惑と感じる客もいるので、是非是非ご参考にしてください。