とある法務部員の備忘録。

某IT企業に務めるお気楽法務部員が、法律、ゲーム、生活、その他諸々を書き綴っております。

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だから司法試験に落ちたって人生終了じゃないって。

 当ブログには、「司法試験 不合格 人生 終了」とか「資格試験 人生 狂う」といったネガティブワードで検索をかけて訪問される方がいるらしく、なんだか複雑な気持ちになる。そういうネガティブな考え方を持っている人が一定数いるということだから。

 

 以前、司法試験に落ちた後のキャリア構築の考え方として、こちらの記事を書いた。

 

 似たような話になるけど、何度でも声を大にして言いたい。

 

司法試験に落ちたって、人生は終了しないし、そんなに狂わないから。

 

 

 そして、「司法試験に落ちて、人生詰んだ」と思っている人や、そういうことを言って周囲の不安を煽っている人に言いたい。

 

そういうことは本当に人生が詰んでから言おう。

 

 少なくとも自分の周りに、司法試験に不合格になった後、人生が終了した人なんていない。「人生が詰んだ」「人生が終了した」と後ろ向きなことを言う人がいるとすれば、それは「自分の可能性を本当に諦めた人」だ。安西先生みたいなことを言うが、諦めなければ人生が終了することも詰むこともない。

 現役ロー生の頃、「司法試験に落ちたら、就職口もないし、人生終わるよね」と、知ったような口を聞く人もいたが、私は全くそう思わなかった。司法試験は資格試験の一つにすぎず、仮に不合格になっても、それ以外に道なんていくらでもあると思っていたから。また、その気になれば、年齢とか職歴とか関係なく、その道を切り開くことができると思っていたから。現に、他にいくらでも道はあったし、その道を切り開くこともできた。

 自分の人生を懸けて一生懸命努力したのは分かる。そして、必死に合格を目指していたがゆえに、不合格となったときに大きな虚脱感や無気力感に苛まれるのも分かる。しばらく時間がかかるかもしれないけど、自分と向き合い、次の一歩を踏み出して欲しい。その一歩は、必ずそのまた次の一歩に繋がるから。

 

 私は、1年だけ司法浪人をしたが、それが不合格となったとき、自分の心を占めたのは「これからどうしよう…」という不安感ではなく、「これから何ができるんだろう」というワクワク感だった。強がりではなくほんとに。面接の際にも、「司法試験に落ちたのに、あんまり悲壮感がないですね」とも言われた。

 今もワクワクしてる。これからもワクワクしながら生きていくと思う。司法試験に合格していたとすれば、それはそれで楽しい人生だったかもしれないけど、神様が目の前に現れて、「ロースクール時代に時間を巻き戻してあげようか?」「司法試験に合格していたもう一つのパラレルワールドにワープさせてあげようか?」と言われても、丁重にお断りする。今が最善の人生だと信じているから。

 

 このブログは、企業法務の端くれが、気まぐれに更新しているちっぽけなブログだし、大したことも書いていないし、社会的影響力が皆無であることも承知してる。だけど、願わくば、司法試験に落ちて人生が終了したと勘違いしている人が、ネットで検索をかけた際、漏れなく全員がこのブログに辿り着き、「あー、司法試験に不合格になったって、そんな大したことじゃないんだ」と気持ちを切り替えるきっかけになってくれたら嬉しい。すんごい嬉しい。すんごいおこがましいかもしれないけど。

 最後に、司法試験に落ちた人に対して、すんごいカッコつけて言う。

 

やったじゃん。やっと人生が始まったよ。