箱庭的ノスタルジー

世界の片隅で、漫画を描く。

GWも終わりかけなので、人生を振り返ってみた。

GWもそろそろ終わりに近づいてきた今日この頃、カフェと美容院ぐらいしか外出していないということに気づき、近所の公園までプチ遠足に行ってきた。

 

 

公園のベンチに腰掛けて、近所のパン屋さんで買ったチキンフィレオを頬張る。

美味い。

 

花粉症の季節が過ぎたら一気に夏になったなーと感じる。頬を撫でる風が気持ちよく、道行く人たちもどこか汗ばんだ表情をしている。僕の好きな季節だ。

 

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さてさて、今日は取り留めのない話題を。

 

僕は関西地方の出身であり、20代後半の時に転職をきっかけに東京へと出てきた。それから、もうすぐ8年が経過しようとしている。それだけの時間が経過したと考えると非常に感慨深い。

 

振り返ってみれば、この8年間で本当に色んなことがあった。結婚したし、大きな病気も経験したし、創作活動にも勤しむようになった。おそらく、今の自分の状況を東京に引っ越して来る前の自分に説明しても、昔の自分は目を丸くして驚くばかりだろう。それぐらい8年前の僕と今の僕は違い過ぎる。

少し大げさに言えば、東京に来る前と来た後とで人生が180度変化しており、自分の人生をやり直しているという感じがする。いや、大げさでも何でもなく、本当に「やり直している」という表現が一番しっくりくる。そう言い切ってもいいぐらい、昔の自分は色んなものに縛られていた。家庭とか、人間関係とか、環境とか、そういったものに。

 

だから、僕は思いっきり逃げた。このままだと壊れると思ったから。人間関係も断ち切った。なので、今の僕には、過去の繋がりとか、過去から引き継いできたものはなーんにも無い。もちろん、過去を全て消し去ることは出来ないし、今でも過去の記憶は定期的に蘇ってくるし、それを糧や反省にして生きていかなければいけないんだけど、色んなものに縛られていた人生は全て捨てたつもりでいる。

 

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じゃあ、これから先の人生をどうするのかって話なんだけど、「ありのままの自分」で居続けることが許される世界に行きたいというのが今の願望のような気がする。たぶん、そう願っているからこそ、僕は創作活動をするんだと思うし、そこにしか自分の居場所は無いと思う。

 

これが四半世紀以上にわたって現実世界を生きてきた僕の結論である。誰からなんと言われようと、僕はそういう人生をこれからも歩むつもりでいるし、世間で正しいと言われていることは、自分には何も合っていなかったぞコノヤローと言ってツバを吐きたい気分だ。嫌なことに対してもう我慢しない。