皆さん、丸亀製麺好きですよね?私も好きです(強引)。
今日はね。丸亀製麺でショックを受けた話をね。しようと思います。
どれぐらいショックかと言うとね。
よく視聴しているYoutubeチャンネルが、「今までありがとうございました!」という動画をアップするぐらいショックなんですね。
週末の丸亀製麺での出来事。
先週末、久しぶりに丸亀製麺に行ったんですね。どれぐらいかな。1年ぶりぐらい?
私のお気に入りは「釜玉うどん」。うどんに卵を落としただけのシンプルなやつです。
ここに、トッピングとして、ネギと天かすをたっぷりと乗せ、サイドメニューの「いか天」を添え、最後に、「だし醤油」をかけて完成。この食べ方が堪らなく好きでして、丸亀製麺に初めて行ったときからずーっとコレなんですね。
もちろん、今回も釜玉うどんをオーダー。いつも通り、いか天を頼み、トッピングとしてネギ・天かすをたっぷりと。ここまでは順調でしたね。ここまでは。
釜玉うどんなど、「だし醤油」をかける系のメニューを頼む方でしたら分かると思いますが、「だし醤油」は席に置いてあるんです。最後に自分のさじ加減でかけるんですね。
「だし醤油」をかけない人は、よく分からないかもしれないですが、以下に記すことをよく読んでくださいね。
このとき、私がイメージしていた「だし醤油」は、↓これでした。
こちらのくろちゃん様のブログの2枚目の写真の真ん中に写っているやつです。
はっきりと、「おろし醤油うどん・釜玉うどん用」と表記されていることがお分かり頂けるかと思います。
これまで、私は、このパッケージデザインのだし醤油しか見たことありません。
もっと言いましょうか。私は「だし醤油をかけている」という認識はなく、「釜玉うどん用のだしをかけている」という認識だったんですよ。
このパッケージに記載されている「釜玉うどん用」という表記を頼りにしており、一切迷うことは無かったんですね。
ところが、今回訪れた店舗に置いてあった「だし醤油」は、↓これだったんです。
こちらのブログ様の3枚目の写真です。青いパッケージのやつですね。
写真だけでは分からないかもしれないですが、この「だし醤油」には、「釜玉うどん用」とは書いていません。
いや、もしかしたら、めっちゃ小さい字で書いてたかもしれませんけど、少なくとも以前のパッケージのように、はっきりと「釜玉うどん用」とは書いてないんですね。
そしたらね。混乱するんですね。一体どれやねん。どれかけたらええねんと。
よく見たら、「だしソース」とかいう、冷静に考えれば絶対に違うんだけども、それっぽいやつも隣にちょこんと置いてあって、それが「俺やで!」と言っているようにも聞こえたんですね。
まあ、結論を言うと、かけたんですね。「だしソース」を。釜玉うどんに。最初に味見しとけば済む話なんですが、グルっと1周ぐらいかけちゃったんですね。「あ、違う」と気づきましたけど、もう遅いですね。
慌てて「だし醤油」を掛け直しましたけど、皆さん、覚えておいてくださいね。ソースと醤油だったら、ソースが勝つんです。そのまま炒めて焼うどんにしたくなるんです。
「だし醤油」のデザインを変えた理由
楽しみにしていた釜玉うどんを食べられなかったショックを抱えたまま、帰路についたんですが、ずっとね、頭の中をグルグルと同じことが巡っているんですね。
なんで、「だし醤油」のデザインを変えたのか?と。
前のパッケージデザインは完璧だったじゃないかと。はっきりと「釜玉うどん用」と明記していて、決して迷うことはなかったじゃないかと。
確かに、もっと注意を払っていれば、間違えることはなかったし、突き詰めていくと自分の責任であることは認めますがね、せめて「だし醤油」のデザインを変えた理由を知りたい。私は調べました。
…すると、面白いことが分かったんですね。
↑こちら、丸亀製麺の現役アルバイトの方が運営されているブログなんですが、「だし醤油」の容器が変わったことについて、次のように説明されています。
ここで丸亀製麺のだし醤油の最新情報をご紹介します。丸亀製麺ではだし醤油が新しくなりました。以前の丸亀製麺のだし醤油は1.8リットルのペットボトルのものをだし醤油専用の容器に移し替えて提供していましたが、酸化を防ぐ密封容器のだし醤油になりました。
(中略)
アルバイト従業員としてのメリットは閉店作業はかなり楽になりました。以前は閉店作業としてだし醤油の容器を回収して一つの大きな容器に移し替え、冷蔵庫に保管する作業が結構大変だった訳なんですが、この作業が全くなくなって楽になったので。
「酸化を防ぐ」。これが容器を変更した一つ目の理由ですね。
なるほど。以前の容器は、いわゆる「醤油差し」のような形状をしており、外気に触れる状態であるため、酸化が起こっていた。これは味も食品衛生上も良くない。そこで、酸化を防ぐために、密封容器に変えたと。他のお店に行っても、現在こういう形状の醤油容器は多いので、これは分かりますね。
また、「従業員の方の負担を減らす」。この理由も分かりますね。
ただ、問題はそこじゃないんですね。なんで、「釜玉うどん用」という表記を削除したのかという点なんですね。今の容器の形状に変えても、パッケージデザインは前と同じものにできたはずなんですね。
結局、容器形状を変えた理由は分かりましたが、パッケージデザインを変えた理由は分かりませんでした。
「だし醤油」の中身も変わっていた。
さらに、上記現役アルバイトの方のブログを拝見していると、容器だけでなく、中身も変わっているらしいですね。これは全く知らなかったですね。
製造元も変わり味も変わりました。以前のだし醤油はボトルに製造元が記載されていないのでどこで作られたものかは確認できなかったのですが、新しいだし醤油は正田醤油株式会社謹製。原材料は同じですが製造元がちがうのでもちろん味も全然違います。
個人的な感想ですが、以前のだし醤油は塩気が柔らかく鰹だしの風味が効いていてまろやかな感じ。新しいだし醤油は甘さが強いのに塩気の角が立っていてまろやかさを感じず、鰹だしの風味よりこんぶの風味が際立っているように感じました。(太字は筆者によるもの)
確かに、以前のだし醤油は、非常にまろやかな印象を持っていました。あの味だからこそ、釜玉うどんに合っていたと言っても過言じゃないです。このブログ運営者様も、
だし醤油で食べる丸亀製麺のメニューは明太釜玉うどん、釜玉うどん、とろろ醤油うどん、おろし醤油うどんですが、これらのメニューが好きなユーザーはだし醤油の味が変わってしまって違和感を感じないのか不安になります。
あくまでも個人的(くどいか?)には以前のだし醤油のほうがこれらのメニューには合っていた気がしてならないのですがいかがお考えですか?丸亀製麺のだし醤油を変えたトリドールの社員さん?
(中略)
前のだし醤油に戻してくれないかな?と密かに願ってしまう自分がいます。
(太字は筆者によるもの)
と述べられています。
…そうしますとね。仮に、改めて丸亀製麺を訪れて、今度こそ「だし醤油」をかけて食べたとしても、私が思い描いている釜玉うどんを食べることはもう出来ないということなんですね。
丸亀製麺の釜玉うどんを食べる理由
そもそも、私が、丸亀製麺の釜玉うどんを食べ続けている理由はね。釜玉うどんの発祥店である「山越うどん」で提供されている「かまたま」に近いと思ったからなんですね。
昔、四国一周旅行をした際、「山越うどん」さんを訪店。そこで食べた釜玉うどんに衝撃を受け、「あの、釜玉うどんをもう一度食べたい」って、ずーっと思っていたんです。
それから時が経ち、ふと何気なく立ち寄った丸亀製麺で釜玉うどんを食べてみたところ、あの頃の衝撃が蘇ってきて、「これだ!」と。
もちろん、山越うどんさんを超えることはないけれども、それに近しいものを感じて、それ以来、ずっと丸亀製麺で釜玉うどんを食べ続けてきました。
いや、もうね。ひとつ言いたいです。私みたいな奴がいるんですよ。丸亀製麺の釜玉うどんに自らの理想を重ね合わせているような奴が。
会社にとっては、ほんのちょっとした変更だったかもしれない。その変更の背後にある大人の事情も分かりますよ。でもね、私みたいな奴にとっては、とんでもなく大きな変更だし、ショックもデカいんですね。間違えて「だしソース」をかけちゃったエピソードなんて、もうどっか行っちゃったよ。
そういう意見をね。ぜひ知って欲しいですね。