箱庭的ノスタルジー

世界の片隅で、漫画を描く。

バイトの思ひ出ぼろぼろ

 以前、ブラックバイトに関する記事としまして、↓このような記事を書きました。


 その中で、「良いバイト先」もあれば、「最悪なバイト先」もあったという話をしましたが、それぞれ思い出を振り返ってみようかなと思います。

 

 

良いバイト先の思い出

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 「良いバイト」と言うと、色んな捉え方ができると思いますが、ここでは「楽だったバイト先」と「社会勉強になったバイト先」を紹介します。

 

1. 郵便局(外勤)

 確か、大学1~2回生の頃に、最初から短期のつもりで、夏季休暇期間中だけ郵便局でアルバイトをしていました。その頃は「ゆうメイト」とか呼んでいたように思います。

 まだ運転免許を取りたての頃で、車の運転の練習のために、自動車での集荷・配達をやろうと思ったのがきっかけです。その当時は、車を運転すること自体が非常に楽しく、それだけで良いバイトだと思っていました(笑)。

 

 さらに、仕事内容も凄くラクでした。郵便局の外勤は、年賀状やかんぽのノルマがあることで有名ですが、学生アルバイトの場合、そのようなものはなく、毎日集荷と配達を繰り返しているだけでOKでした。

 しかも、暇な時間帯が多く、集荷や配達がない時は休憩することが許されていました。配達が全然なく、ずっと休憩室でテレビを見て時間を潰したこともありましたね。これで時給が発生するって、すげえなと(民営化する前の話であり、今は厳しいかもしれません)。

 

 働ける時間帯との関係で、夏季休暇中しか無理でしたが、もし可能であれば、あのまま働き続けるという選択肢もあったなと思います。

 

2. 100円ショップ

 上記郵便局も良いバイト先でしたが、個人的に一番良い思ったバイト先は、大学3回生の頃にやっていた100円ショップのアルバイトです。

 自分はオープニングメンバーとして働き始め、納品、品出し、発注、レジ打ち、清掃など、全ての業務をやっていました。バイトリーダーとまではいきませんが、全てのシフト時間帯について、人手が足りない場合にはヘルプとして入っていましたので、それなりに信頼されていたと思います。

 

 このお店は直営店であり、本社の社員が店長だったんですが、この店長さんが神でした。

 ある時、試験勉強が忙しく、店長さんに相談したところ、「自分が代わりにシフトに入るから、試験勉強に集中して」と、便宜を図って頂いたことがありました。

 試験期間のあと、休憩時間中に、ふとお店の裏にある路地(バックヤードから直結している)を覗くと、店長さんが段ボールを敷いて、その上に寝そべって仮眠をとられていたんです。自分の身を削ってでも、バイトのシフトの融通を利かせようとしてくれる姿に本当に感動しました。

 

 また、このお店は、バイト同士の仲も良く、本当に仕事をしやすい環境でした。人間関係などを含めて、色んなことを学ぶことができた最高の職場だと思います。

 

最悪なバイト先の思い出

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 さて、良いバイト先の思い出はこのぐらいにしておきましょうか(笑)。

 ここから先は、最悪だったバイト先の思い出シリーズです。どうぞ~!!

 

1. 英会話教室のティッシュ配り(ブラック度★★☆☆☆)

 大学2回生の頃に短期でやろうと思ったバイトです。駅前に英会話教室がオープンし、集客のために、駅前でティッシュを配って宣伝するバイトでした。

 勤務条件はほとんど忘れましたが、事前に勤務可能な曜日を伝えると、メールでシフト表が送られてきて、その日に出勤する感じだったと思います。

 

 出勤すると、英会話教室のスタッフが、担当ポイントを指示し、そのポイントで、ティッシュを配りまくります。①全てのティッシュを配り終えるか、②所定の勤務時間が経過するまで、ポイントを離れてはいけません。

 んで、上司にあたる英会話教室の女性スタッフが、えらく高圧的な人でして、「元気よく!笑顔で!」と、バイトに指導をします。ここまでは良いんですが、ティッシュがなかなか減らない場合、ずっと監視され、5分おきぐらいに注意されるんです。「元気ないよ?」「やる気ある?」といった具合に(この時点でお察しでしょう)。

 最初は、注意されると、「もっと声を出した方がいいかな」「どうしたら受け取ってもらえるかな」と考えながらティッシュを配っていたんですが、自分の近くのポイントを任された高校生が、一緒にバイトに参加した友達とずっとお喋りをしているのが見えました。「あーあ。あの女性スタッフに怒られるぞ…」と心配していると、その女性スタッフが高校生に近づき、なんと一緒に楽しくお喋りをしているではあーりませんかー。

 

 そのあと、自分のところにやってきて、また注意。「ちゃんとやってる?」って。

 ん?どの口が言ってるのかな?(^ω^)

 

 そのあと、すぐにやめました。たぶん2回ぐらいしか出勤してないと思います。

 

2. レストランのホール(ブラック度★★★★☆)

 レストランのホールといっても、バイキングレストランでしたので、オーダーをとることはなく、キッチンから料理を補充したり、テーブル拭いたりするのがメインでした。

 これだけ聞いていたら楽そうにも聞こえますがとんでもありません。職場の人間全員、超ドS。「お前、怒鳴りたいだけだろ」っていうぐらい怒鳴ります。分からないことを相談したら、「それぐらい自分で考えろ」と言われ、相談しなかったら、「相談しろよ」と言われる理不尽さ。

 暴力はなかったですけど、人格否定の暴言は山ほどありましたし、もうご縁はないと思いますが、ああいう職場では二度と働きたくないですね。

 

3. セ〇ンイレブンのフランチャイズ店(ブラック度★★★★★)

 50歳前後ぐらいの夫婦で営んでいたセ〇ンイレブンのフランチャイズ店。個人的最悪バイトランキング、断トツの第1位です!(笑)

 

 まず、慢性的な人手不足であるにもかかわらず、夫婦自らがシフトに入ることはなく、バイトに仕事を押し付けることが恒常化していました。例えば、夕方のシフトが足りない時があり、夫婦のうちどちらかが入ればいいのに、夕方6時ぐらいになるとそそくさと帰っていきます。穴埋めでシフトに入っていた人からは、不満の声が噴出していました。

 新しく人が入ってきても、希望するシフト以外にも入るように強要し、僕の場合、最長で14連勤なども経験。かと言って、違法な勤務状況を改善しようとする兆しもなく、バイトに対する優しさや思いやりなんて、微塵も感じませんでした。

 

 次に、レジでの違算は全てバイト負担。プラスの違算は特に何もありませんが、マイナス違算の場合、監視カメラで確認し、誰が違算の原因を作ったのかを調査したうえで、その人に支払わせます。額に上限はなく、マイナス1万円だったならば、1万円支払います。要するに、場合によっては、その日タダ働きをすることもあるわけです(それ自体、もうおかしいんですけど)。

 ある時、7~8千円ぐらいのマイナス違算が生じました。しかし、監視カメラで確認しても、自分が間違えたのか、パートナーが間違えたのか分からないということがありました。そのときも夫婦は違算の支払いを強要(自分とパートナーで割り勘)。これにはさすがに激しい憤りを覚えましたね。明確に違算を生じさせた証拠もないですし、もし、お客がお金を取っていたとしたら、どうするんですかねぇ。

 

 その他にも、この夫婦にはイライラすることの連続で、ストレスMAXでした。今思い出しても、うんざりします。

「最近、Youtuber ヒカルくんにハマっています」というだけの話。

Youtuber

 どうも、まさぽちです(*‘ω‘ *)

 わりとどうでもいい内容だと思うんですけど、現在、Youtubeの「ヒカルチャンネル」という動画をよく見ていまして、Youtuberのヒカルくんにハマっています…というだけの話をしたいと思います。

 

 元々、テレビを見ない性分でして、そのかわりYoutubeの動画を見る機会が多い生活を送っていました。仕事から帰ってきて、Youtubeを見ながら飯を食うっていうのが、いつものルーティン。

 僕は結構将棋が好きなので、将棋ウォーズや将棋倶楽部24の対局実況動画をよく見ていました(動画を見ているだけじゃ全然強くならなくて、未だに将棋ウォーズで1級なんですけどね…)。

 

 んで、ある日のこと。Youtubeのトップに、注目動画といいますか、急上昇中?の動画として、ヒカルくんの動画が挙がっていました。遊楽舎という兵庫県姫路市にあるカードショップで、確か、デュエルマスターズというカードゲームのガチャを、当たり(特典カード?)が出るまで引く…という動画だったと思います。

 

 カードゲームのことを知っていたわけではないんです。遊戯王ですら、何となく知っているレベルです。それでも何故か気になったんですよね。「当たりが出るまでガチャ引くってすげーな」って。

 んで、見てみると、結構大量のお金を投入しているじゃあーりませんかー(笑)

 24、5歳の若者が、ひとつの動画を撮るために、何万も投資してガチャを引く。その光景がなんか衝撃でした。

 

 それから、ヒカルくんの動画をちょくちょく観るようになって、気づいたら毎日視聴するようになっていました。

 

ハマった理由。

 上述のとおり、「お金の使い方が豪快」というのもハマった理由のひとつです。豪華景品を当てるまでクレーンゲームをしたり、知り合いのYoutuberに数百万の車をプレゼントしたり、宝くじ100万円分を購入したり。

 普通の人でも、単発だったら出来そうな企画もありますけど、それを定期的にやるとなると、とてもじゃないですが無理です。資金力があるからこそなせる業ですね。

 

 ただ、ヒカルくんにハマった一番の理由は豪快なお金の使い方ではなく、このチャンネル内で繰り広げられる人間関係と言いますか、全体のトーク力や雰囲気。これなんです。

 

店長さんの存在でかし!

 このヒカルチャンネルには、カードショップ遊楽舎の店長さんが出てきます。素朴な感じで、温和な性格が滲み出ているとても優しい雰囲気の方です。年齢で言いますと、35、6歳の方だと思います。

 この店長さんと、ヒカルくんとの掛け合いが絶妙なんです。傍から見ていると、ヒカルくんに振り回されているようにも見えるんですが、時折放たれる店長さんのツッコミが実に秀逸。この2人の掛け合いは、本当に心地良いですね。関西弁なので、関西人にとっては懐かしく感じるノリでもあります。

 東京の喧騒に揉まれ、仕事に疲れて帰ってきたときに、関西の片田舎(姫路の人すみません…)で繰り広げられる軽快なトークに心が洗われます。僕にとっては遊楽舎は優しい世界のように感じますね。

 

ヒカルチャンネルとともに遊楽舎の発展にも期待!?

 んで、ヒカルくんが店長さんに対して粋な計らいをしちゃうんですよ。

 秋葉原のカードショップで購入した超レアカードを、視聴者さんから頼まれたものということにして、店長さんに渡したり。動画の最後に常日頃の感謝の思いを述べたり。店長さんを有名にしたい、遊楽舎を日本一の店にしたいという意気込みが伝わってくるんですよね。

 自分に真似できるかと言われると、たぶん出来ないでしょうね。家族でもない他人のためにここまで出来る人がいるんだ…って素直に驚きますし、尊敬します。

 

 プロモーション効果も相俟って、現在、遊楽舎は経営が上向きになり、アルバイト従業員を雇えるほどに利益を生み出せるようになったとのことですが(動画内での店長さんの発言を参照)、ここまできたら、とことん行けるところまで行って欲しいと思います。

 店長さんじゃなければ、「どうせ一時的なブームで終わるだろ」と冷笑するところですが、店長さんであれば、「日本一の良い子の溜まり場」を実現できると信じています。

 

これからも期待したいです。

 チャンネル登録者が100万人を突破し、今まさに乗りに乗っているヒカルくん。もちろんこれからの活躍に期待していますし、毎日の動画を楽しみにしています。

コミュ障の人が陥っている誤りを正したい。

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 どうも、まさぽちです♬(*‘ω‘ *)

 本日は、「コミュ障の人が陥りがちな誤り」を片っ端から正していきたいと思います。それによって、少しでもコミュニケーションが楽になれば良いなぁとか思っております。

 

 ちなみに、筆者はコミュニケーションの達人ではありませんし、「出会った瞬間、全員ブラザーだぜっ☆」って言えるようなフレンドリーさもなく、偉そうに言える立場ではありませんが、根はコミュ障ですし、バリバリ人見知りもするタイプなので、コミュ障の人の気持ちは分かっているつもりです。

 

 

誤りその① 相手のコミュ力は自分より高い。

 まず、これですね。要するに、コミュ力に関する自己評価があまりにも低いため、自分以外の人間は、皆自分よりコミュ力があると思いがちです。ですが、相手のコミュ力が高いとは限らず、同じようにコミュ障の人かもしれません。 というか、自分の経験上、コミュ障の人って結構多い気がしています(笑)

 自分もかつては、「みんなコミュニケーション能力高いな~。それに比べて自分は…」と卑下していたこともありましたが、今はそんなことありません。自分のコミュ力が高いとは思いませんが、周囲の人もそんなに高くないと思っています(たまーに、正真正銘コミュ力の高い人もいますが)。

 

誤りその② 会話が盛り上がらなかったら全て自分のせい。

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 コミュ障の人って、基本良い奴なんですよ(自分で言うなよw)。だから、なんでも自分のせいにしがちです。その最たる例が、会話が盛り上がらなかったときの責任感と言いますか、罪悪感。「あぁ、自分のせいで相手に退屈な思いをさせてしまった…」とか思っていませんか?んなわけないっす!(笑)。

 会話は共同作業であり、相手の協力があって初めて成り立つものです。だから、仮に盛り上がらなかったとしても、連帯責任です。ましてや、上述のとおり、相手が自分よりコミュ力が高いとは限りません。お互いコミュ障だったとしたら、会話が盛り上がらないのは必然です。「お前のせいで全然盛り上がらなかったじゃねえか」ぐらいの気持ちでいたらいいと思います。

 

誤りその③ ウェーイwww系の奴がコミュ力の高い奴。

 まあ、大人になるとあんまりウェーイwwwとか、学生のノリの奴に出くわすことはないと思いますが、そこまでいかなくても、集団になると、やたら騒いで目立つ奴っていませんか?例えば、忘年会とか、合コンパーティーとか、なんかの行事の時に。

 ああいう人って、人前で自分をさらけ出すことに羞恥心がないだけであって、コミュ力が高いとは限りません。また、集団では騒げるけど、1対1になると話せない人とか、たまにいます。というか、結構います。

 自分はその逆で、大人数は無理だけど、1対1などの少人数でまったり話すのが好きです。んで、少人数で話す人は、別に騒いで目立つわけでもないため、ウェーイwww系の人と比較したときに、相対的にウェーイwww系の人の方がコミュ力が高く見えるという錯覚なんですよね。うん。

 

誤りその④ 「話す力」だけがコミュニケーション能力。

 会話は、「話し手」と「聞き手」によって成り立っています。んで、間違いなく「話し手」がメインなので、「聞き手」の存在は軽視されがちです。

 しかし、「聞き手」がいなければ会話は成立しません。例えば、出演者全員が、明石家さんまのバラエティー番組を想像してみてください。それはそれで面白いかもしれないですが、多分バラエティー番組としては成立していないでしょう。人の話に耳を傾けて、適度に相槌を打つなど、会話の流れを潤滑にしてくれる「聞き手」がいないからです。

 コミュ障の人は、「聞き手」が発揮している「聞く力」に気付いていないことが多いんじゃないかと思います。個人的には、「話す力」がないと思うなら、「聞く力」を身につけたら良いと思っています。

 

誤りその⑤ 適当に対応したら相手が不快な思いをする。

 コミュ障の人って、あまり固くなりすぎず、かと言って、相手にとって不快ではない丁度良いラインが分かっていない人が多い気がします。要するに、「遊び」の部分がなく、適当な対応をして相手を不快にさせまいとやたらと堅苦しいキャラになりがちです。そういう対応をすると、お互い窮屈な思いをするということを分かりつつ。

 個人的には、ちょっとふざけてるぐらいが丁度良いと思っています。言い方とか、タイミングにもよりますけど、場を弁えて発言している限り、それで相手を不快にさせたり、怒らせたりしたことは無いですね。

 

誤りその⑥ コミュニケーション能力を上げる方法は場数を踏むこと。

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 正確に言うなら、「特に何も考えずに場数を踏むこと」ですね。

 例えば、「アベノミクスの功罪について」というお題を与えられて、即興で何かプレゼンをやれと言われたら、皆さんはできますか?よほど経済事情に精通しているならばともかく、そうでないなら、多分しどろもどろになるでしょう。自分は絶対に出来ない自信があります。

 中には、瞬時にロジックを組み立て、すらすらとプレゼンできる天才がいるかもしれませんが、大抵の人はそんなことできません。話の展開を練り上げ、何度もシミュレーションするなど、徹底的に準備を重ねるでしょう。基本的にこの理屈はコミュニケーションにおいても同じだと思っています(自分の意思を的確に伝え、意思疎通を図るという点で両者は同じです。多分)。

 しかし、コミュ障の人は、コミュニケーションがうまく取れないことを「準備不足」とは認識せずに、単に「場数が少ない」とだけ考えているケースが多いように思います。違います。ちゃんと準備をしていないからコミュニケーションが取れないんです。逆に言えば、準備不足の状態でどれだけ場数を踏んだとしても、コミュ力は上がりません。

 

むすびに

 ざっと思いつく限りではこんな感じでしょうか。自分もかつてはそう考えていたなぁーということを取り上げてみました。少し視点を変えるだけで、コミュニケーションも違って見えてくるのではないかと思います!

 

私が「ブラックバイトと戦わなくていい」と思う3つの理由。

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 筆者は、学生時代いろんなバイトを経験しましたが、その中には、「良い職場に恵まれた」と感じるバイト先もあれば、「そっこーで辞めてやる!!」と思ったバイト先もあります。

 後者については、「これパワハラだろ」と思うような罵詈雑言を浴びせられたこともありますし、仕事でちょっとミスしただけで給料から天引きされたり、休みなく14連勤をさせられたり、結構めちゃくちゃなこともありましたね(笑)。

  私の学生時代は、「ブラックバイト」とは呼んでなかったように思いますが、当時はまだ何の知識もない子どもでしたし、大人と対等に渡り合うこともできず、そういう意味では、本質的な部分は変わっていないと思います。

 

 んで、今回の記事の結論を先に言いますと、「ブラックバイトと戦わなくていいから、さっさと辞めよう」ってことを言いたいです。

 

 

ブラックバイトと戦わなくていい。

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 昨今、ブラックバイト問題に言及している記事として、「なかなかバイトを辞められないこと」を前提として、正しい法的知識を身に付け、ブラックバイトと戦う術を解説しているものをよく見かけます。

 「正しい法的知識を身に付けるべき」という点は賛成ですが、「〇〇〇という事態に遭遇したら、△△△という対策をとりましょう」と、ブラックバイトと戦うことを後押しする論調には基本的に反対と言いますか、腑に落ちません。「正しい法的知識を身に付けて、速やかにブラックバイトを辞めましょう」であれば、賛成ということですね。

 何故、私がそのように思うか、以下詳細に書いてみたいと思います。

 

① 労力をかけて戦っても代償の方が大きい。

 まず、ブラックバイト・ブラック企業は、そもそも遵法意識が欠落しており、法令や労働者の権利を守る気なんて、さらさらありません。そのような遵法意識ゼロのブラックバイトと戦うことは、とてつもない気力と体力を要します。個人的に、学生にはブラックバイトに向き合うのではなく、学業と向き合って欲しいという思いが根底にあります。

 中には、ブラックバイトに対抗するために、労基署や弁護士に相談したり、違法行為の証拠を収集したり、マスコミや行政に告発したり、「自分のような被害者をこれ以上増やしたくない」との正義感の下、これらの行動に移す方もいます。その行動はもちろん立派な行動ですし、後々の人生を考えたときに、その人の財産になるかもしれません。

 

 ですが、周囲の大人が、「ブラックバイトを懲らしめる方法があるよ」と入れ知恵をして、積極的・能動的にその方向に持っていこうとするのは違和感を覚えます。法令を守る気のないブラックバイトと戦うのは、前述のとおり、相当な気力と体力を消費し、時間もかかります。大人がやっても大変なことを、まだ20歳前後の、しかも学生がやるとなると、かなりの確率で学業に支障が及びます。場合によっては、大事な身体・精神にも影響が出てしまうかもしれません。そんな事態に陥ったら、それこそ本末転倒です。

 しかも、労力に見合うだけの見返りがあるかと言われると、非常に疑問です。例えば、未払い残業代の請求、有給休暇の取得、セクハラ・パワハラに対する慰謝料請求等、いずれも労働者の権利として当然認められるべきものであり、「泣き寝入りしたくない・させたくない」という気持ちもよく分かりますが、上記デメリットの大きさを考えると、速やかに辞める方が得策だと考えています。

 

② ブラックバイトを撲滅させるのは社会の責任である。

 周囲の大人が、学生に対して、「ブラックバイトと戦う術」を伝授し、ブラックバイトの実情を世間に知らしめ、ブラックバイトを撲滅させようとの考え方を持つ人もいるかしれません。学生が求めれば、自分たちはいつでも手を貸すよ、と。ですが、これも個人的には違和感しかありません。

 これまで、ブラック企業について、さまざまな内部告発や訴訟が提起され、時には法的・社会的制裁が加えられて、倒産にまで至った会社もありますが、相変わらずブラック企業はなくなりません。ブラックバイトも理屈は同じであり、ブラックバイトに苦しむ学生たちが、同じような行動に移し、ブラックバイトの実情が世間に明るみになったとしても、ブラックバイトはなくならないと思います。これらは氷山の一角であり、その他多数のブラック企業・ブラックバイトからすれば、自分たちの同類が摘発されたとしても、「自分たちとは無関係」「摘発されっこない」「たとえ問題を指摘されても、大した問題じゃないでしょ」と思っていることがほとんどだからです。

 

 もちろん、そのような行動に全く意味がないとまでは思いません。学生たちの勇気ある行動によって、社会全体のブラックバイトに対する問題意識を喚起させ、ブラックバイト撲滅に向けた世論の高揚に繋がると思われるからです。そういう点では、確かに学生がブラックバイトと戦うことに意味はあるといえます。

 しかし、悪い言い方をすると、「大人が、学生を使ってブラックバイトに代理戦争をしかけ、ブラックバイトを撲滅させよう」としているように映るんです。上述のとおり、ブラックバイトと真正面から戦うことには相当のリスクがあるにもかかわらず、です。

 そもそも、ブラックバイトと真正面から戦い、ブラックバイト問題を解決するのは社会の責務のはずです。ブラック企業について、社名公表やハローワークでの求人広告受理拒否などの対策が進められていますが、ブラックバイトについても、必要且つ有用となる法令を整備し、行政機関が知恵を練って対策を進めていくことが、ブラックバイトを撲滅させる本来のあり方ではないでしょうか。

 

③ 皆辞めればブラックバイトはなくなる。

 そもそも、学生にとって最もダメージが少なく、それでいてブラックバイトを撲滅させる最善の手段は、「辞めること」だと筆者は考えています。ブラックバイトなんて、皆辞めて寄り付かなくなれば、経営は成り立たず、市場競争原理によって自然と淘汰されていくものです。

 置かれている状況はそれぞれ異なり、「なかなかバイトを辞められない」という事情を抱えていることも重々承知していますが、法令を守る気のない職場にとどまる必要なんて全くありませんし、職業選択の自由は憲法によって保障された基本的人権のひとつであり、「辞めること」は労働者の権利です。その権利を行使して、誰かに文句を言われる筋合いなんて全くありません。後ろめたく感じる必要もありません。堂々と辞めましょう。

 それがブラックバイトの撲滅に繋がりますし、学業の負担となっている元凶を断ち切ることにもなります。自分も学生時代、いろんなバイトを辞めてきましたが、別に労働者に付与された権利を行使しているだけであり、何の負い目も感じていませんでした。「たかがバイトの辛さに耐えられない奴が、社会人になって通用するわけがない」「逃げ癖がつくぞ」と言われたこともありましたが、

 

( ゚Д゚)ハァ?

 

 って感じでした(笑)。「たかがバイトで、なんで学業の邪魔をされなければならないのか」って思ってましたし、社会人になって働くようになり、「あの時、学業の負担となっていたブラックバイトを早く辞めておいて良かった」「ちゃんと学業に集中しといて良かった」と心の底から思います。もちろん、バイトをすぐに辞めたからといって自分の精神力を卑下したこともないですし、現在、社会人として通用していないとも全く思いません。はい。

 バイトもれっきとした仕事ですから、社会人としての自覚を求められる場面ではありますが、学生の本業は勉強です。周囲の雑音とかどうでもいいんです。「学業の負担になっている」「この職場は法令を守る気がない」と思ったら、辞めましょう。

 

戦わなければならない場面もあるっちゃある…けど。

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 とは言いつつも、バイトをやっていて、例えば、「酷いパワハラを受けて、うつ病になってしまった」「シフトを強要され、大学の定期試験を受けられなかったために、単位を落とした(卒業できなかった)」など、重大な損害・損失を被った場合は、バイト先を訴えるなどして、自身が被った損害の回復をはかるべきかと思います。

 筆者としては、そうなる前に辞めるべきだったと思いますが、そこまでいったらさすがに私も訴えます。これは例外ですね。

 

 んで、少し私の友人の体験談を紹介して、今回の記事を締めくくりたいと思います。

 私の友人(仮にAとしておきます)は、かつて、とある中小企業に勤めており、その会社が、THE・ブラック企業でした。いわゆる社長のワンマン経営の会社でして、残業代・ボーナスは出ないし(求人票には支給されると明記)、拘束時間も長いし、毎日社長の怒号・恫喝が飛び、毎月のように誰かが退職していたそうです。また、どれだけ仕事で成果を出しても一切評価されず、給料は据え置き。入社5年目の役職付きの社員が、入社1年目の新卒入社社員と基本給が同じ…なんていう、信じられない話も聞きました。役職手当も雀の涙です。

 そんな中、友人Aは、会社が不正行為をやっていることを見つけてしまったそうです(不正行為の内容は書けないですが…)。これまでの待遇の悪さについては我慢していたものの、陰に隠れて不正行為を働いていることについてはついに我慢できなくなり、マスコミや行政庁などに内部告発をしました。

 すると、それからというもの会社(というか社長)から嫌がらせの雨あられ。仕事を与えられず、自主退職に追い込まれ、しかも、 重箱の隅をつつくようないちゃもんをつけられて、訴訟まで起こされました。さすがに友人Aも精神的に参ってしまって、1年ほど仕事にもつけず、その後の再就職活動も非常に苦労したと話していました。

 

 この友人の体験談は、あくまでも一例ですが、法令を守る気のないブラック企業と本気で戦おうと思ったら、相当のリスクがあるということを覚悟しておいた方がいいです。大人でも心が折れます。

 そして、学生がそのリスクを負う必要はないというのが私の持論です。学生時代という限られた期間だけ勤めるバイトのために、身も心もズタボロになる必要なんてありません。というか、そうなって欲しくないです。

 

 だから、もし自分の周りにブラックバイトで苦しむ学生がいたら、「いかにして戦うか」ということをアドバイスするのではなく、「いかにして辞めるか」ということをアドバイスします。どうか、ブラックバイトのせいで学業がおろそかにならないことを願いつつ。本日はここまで。

【メンズ・美容院デビュー】自分に合う美容院の探し方&美容院での頼み方

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 現在、筆者は、美容院にて髪を切ったり、パーマ・カラーリングをしたりしていますが(職業柄、そこまで派手ではないパーマ・カラーが許されるので…)、これまで何軒も美容院を渡り歩いてきました。その経験から、「自分に合う美容院の探し方」と「美容院での頼み方」を書いてみたいと思います。

 

 今回の記事の対象者は、「これまではずっと1000円カットで良いやと思っていたけど、美容院に行ってみたい」「30代に突入したのを機に、ちゃんと美容院でヘアスタイルを整えたい」といった、「美容院デビュー」を考えている男性の方です。ただ、「なかなか自分に合う美容院が見つからない」というお悩みを抱えている方にとっても参考になりそうなことを書いてみます。

 なお、筆者は、美容業界の人間ではなく、美容院などの美容業界で働いたことはありません。当然ですが、美容師や理容師等の資格を持っているわけでもなく、以下に記すことは完全に独断と偏見です。あくまでも、素人目線での意見ですので、その点だけご了承頂ければと思います。

 

 

美容院の探し方 ~はじめての訪店~

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 皆さんは、今通われている理容院や美容院をどのように探しましたか?

 おそらく、「家の近所にあるから存在を知っていた」とか、「インターネットで検索して見つけた」とか、「知り合いに教えてもらった」とか、そのあたりの理由ではないでしょうか。筆者も、大体同じ理由で美容院を見つけてきました(昔は、「どこも同じだろう」と思い、特にこだわりもなく、クーポンなどが使える美容院を優先的に選んでいました)。んで、店を変えるのが面倒臭いのでずっとそこに通ってるみたいな。

 

 ですが、どこの美容院も同じというわけではありません。カットやパーマなどの基本的なメニューについては同じかもしれませんが、細かなメニューは異なりますし、在籍していらっしゃるスタイリストさんの属性により、得意としている客層やスタイリングも違います。

 そこで、美容院探しの基準について、筆者は、次の4点から判断すべきであると思っています。

 

① 雰囲気

 まず、店の雰囲気。これ、めちゃくちゃ重要です。外観とか内装とか。「美容院なんてどこも同じだろう」と思っている方は、インターネット上で美容院を検索して、外観や店内の様子などをよく比較してみてください。

 すると、やけに派手な雰囲気の店、照明を抑えた暗い感じの店、洗練されたイメージの店、緑を多く取り入れた落ち着いた感じの店…など、それぞれ雰囲気が異なることが分かるかと思います。んで、美容院の雰囲気というのは、ほぼ例外なく、その店のコンセプトを表しており、そのコンセプトに合う客層が集まっている気がします。

 派手な外観・内装の店であれば、派手なスタイリングを好む客層が集まりますし、落ち着いた外観・内装の店であれば、そういった客層が集まります。自分の求めているコンセプト(『落ち着いた感じ』とか、『ちょい悪な感じ』とか)に合った雰囲気の店を選んでみましょう。大体そのフィーリングは合っています。

 ちなみに、筆者は、一度このフィーリングが合っているか確かめるために、普段は絶対に行かない派手な雰囲気の美容院に行ってみたところ、やはり、在籍している美容師さんも派手な感じの方が多く、「どういったお客さんが多いですか?」と聞いてみたところ、「学生さんが多いですね」と答えていました。あ…やっぱり(^^;

 

② スタイリストの外見やコメント

 お店の雰囲気とも関連する話ですが、インターネットで検索した際、スタイリストさんの外見やコメントにも目を通しましょう。「あ、この人合わなそう」とか、「この人の雰囲気好きだなぁ」とか出てくると思います。店の雰囲気と同じく、大体そのフィーリングは合っています(笑)。

 あとは、そのスタイリストさんの得意分野。得意なスタイルとか、どういった客層を担当しているのか、とか。あとは、カットモデルさんの写真(実際にその店でカットした人の出来上がり写真)もチェックしておくことをおススメします。

 

③ 立地

 「駅近に位置するお店だと、お客さんも多く、競争も激しいため、美容師さんの腕も良い」と、よく言われます。たぶん、これは合っています。逆に、駅から離れた場所にある美容院や、雑誌にも掲載されていないような美容院は、固定顧客ばかりを相手にしている可能性が高く、美容師さんの腕に疑問が残るかもしれません。

 

 ちなみに、個人経営の美容院について書かれたこちらの記事は凄く参考になると思います。

fashionmen.taisy02.com

 

 ちなみに、筆者も、郊外にある個人経営のお店に一度行ったことがあるんですが、なんて言いますか、お客さんがほとんどおらず閑散としていて、接客も不慣れ?な印象を受けました。多分…ですが、上記記事にもありますとおり、その美容院に通っているお客さんは、前のお店からのリピーターさんであり、新規顧客がほとんど来ないんじゃないかなーと想像しました。

 

④ 料金

 これは、なんとも言えないですけど、あまりに料金が安いお店は少し警戒した方がいいかもしれません。強気な料金設定をしているお店は、「この料金でもお客さんを取れる」という自信の表れと言えますし、料金設定を下げているお店は、「他店と同じ料金設定では勝てない」という自信の無さの表れかもしれません。

 但し、料金だけで決めるのは早計であり、企業努力によって低価格を実現しているという場合もあります。そのため、料金は、美容院を決定する際の判断要素の一つと位置付けるのが賢明かと思います。

 

美容院の探し方 ~美容院を変える基準~

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 さて、自分に合うんじゃないかと思って、一度訪店してみた美容院。でも、「自分のイメージと違うカットをされた」「美容師さんの愛想が悪い」などの理由により、「美容院を変えたい」と思うこともありますよね。

 そこで、筆者は、以下の条件をどれか一つでも満たした場合、「美容院を変える」と自分の中で決めています。完全に独自基準ですが、ご参考までに。

※ なお、「美容院を変える」とまではいかなくとも、担当のスタイリストさんを変えるとか、カットは〇〇さん、カラーリングは△△さんと、それぞれ自分に合った担当さんを指名するといった方法もあると思います。

 

① 店内が汚い。

 人手が足りず、店内の清掃まで手が行き届かない…っていう理由もあると思いますが、これまでの経験上、良い美容院はほぼ例外なく店内が綺麗です。んで、個人的に、美容院に求めているものは「癒し」なので、店内が汚れていたり、散らかっていたり、変な匂いがするだけで、「落ち着かない空間」と認定します。それだけで美容院を変える理由になっちゃいますね。

 

② こちらの要望に対し、「出来ない」と答える。

 私も仕事上、無理難題を突き付けられることがあります。ですが、絶対に「出来ない」とは言いません。相手の要望しているものを100%提供出来なかったとしても、必ず代替案を探し出し、それを再提案します。それがプロだからです。

 ですので、こちらの要望に対し、「出来ない」とか、すぐに「難しい」と返答する美容師さんに当たってしまうと、「本当にプロか」と思っちゃいます。それがたとえスタイリスト1年目の人だったとしてもです。もちろん、スタイリストさんによって性格も技術も異なるのは承知していますが、そういう返答をする方がいらっしゃると、「ちゃんと教育されていない・していない職場」と感じてしまうんです。これも自分の中では重要ですね。

 

③ 極端に愛想がない・コミュニケーションが取れない。

 コミュニケーションを求めていない人もいると思いますし、上述のとおり、美容師さんによって性格が異なるのも分かっています。…が、個人的には、極端に愛想がなかったり、コミュニケーションが取れない場合、こちらの意図がちゃんと伝わっているか不安になりますし、これも美容院を変える理由となってしまいます。

 お喋りな人じゃなくても良いんですが、ちゃんと意思疎通ができる人じゃないと自分としてはNGですね。

 

④ 前回のカット内容を覚えていない・記憶が曖昧。

 特定の美容院に継続して通う場合、最初は自分の希望スタイルを伝えますが、そのうち、何も言わなくても、こちらの要望を汲み取ってくれることを期待します。行きつけのバーに行って、マスターに「いつものやつ」とオーダーする感じですね。イメチェンしたい時だけ希望を伝えるみたいな。

 そのため、2回目に訪店した時点で、前回のカット内容を覚えていなかったり、記憶が曖昧だった場合、正直「こりゃダメだ」と思います。沢山お客さんを抱えていたとしても、普通は、お客さんごとのカルテなどを記録しているはずですし、予約時間までに、前回の内容を確認しておくことも出来たはずだからです。それなのに、覚えていないとか、記憶が曖昧とか、おいおいって感じです。これでは、今後信頼関係を築くことは難しいと思ってしまいます。

 ちなみに、今までで一番酷いと思ったのは、4~5回目の訪店の際、前回までの内容をあまり覚えておらず、また一から説明したときのことです。その後、会話をしてても全く噛み合わず、こちらが戸惑っていると、「あ、すみません!他のお客さんと勘違いしてました!」と謝られました。怒りとか、そういった感情はありませんが、これまで複数回通っているのに、覚えられていないということにショックを覚えましたね…。

 

⑤ 担当スタイリストさんが退職・転勤。

 正直、個人的にこれが一番キツイです。いつも担当してもらっているスタイリストさんって、やっぱり安心できますし、会話に困ることもありません。そのお気に入りのスタイリストさんが退職されたり、転勤されると、自動的に美容院を変えるしかありません。

 なお、そのスタイリストさんの新たな転勤先に通うという選択肢もありますが、場所的な問題もあり、筆者は一度も転勤先に通ったことはないです。

 

 これ以外にも、自分のイメージと違うカットをされた場合なども、美容院を変える要因となり得ますが、自分の場合は、前回の不満点を伝え、今回はこうして欲しいと、再度自分の希望をお伝えするようにしています。それでも、自分の希望通りにならなければ変えると思いますが、大抵は自分の希望に合致してきますね。 

 

美容院での頼み方

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 最初に美容院に行った際、なんて頼めばいいのか分からないという人も多いと思います。筆者も、初めは、なんて頼めばいいのか分からず、「なんとなく〇〇っぽい感じ」みたいな、ざっくりとしたイメージだけ伝えていました。これでは、美容師さんも困ってしまいますよね。

 そこで、まず、インターネットやヘアカタログなどで、自分のお気に入りのヘアスタイルを探してみましょう。それが最初の第一歩です。そして、そのヘアスタイルのことをある程度調べて下さい。それを踏まえた上で、「ここだけは押さえておくべき」という頼み方のポイントを列挙してみたいと思います(冒頭にも述べましたが素人意見です)。

 

① ざっくりとしたイメージを伝える。

 もちろんイメージだけを伝えてもダメですが、例えば、「ツーブロックボブみたいな感じにしたいです」といったように、最初に、ざっくりとしたイメージを伝えることにより、美容師さんとぼんやりとしたイメージを共有することが出来ます。

 なお、雑誌の切り抜きやイメージ写真を見せるのでも良いんですが、髪質や髪の長さなどの問題により、そのイメージ通りにいくとは限らないことに注意が必要です。

※ 口頭でイメージを伝えると、美容師さんの脳内で、実現可能なヘアスタイルに自動変換してくれるというメリットがあります。

 

② 前髪・サイド・襟足の長さ

 次に、自分の希望スタイルに沿って、「前髪」「サイド」「襟足」の3か所について、それぞれ希望の長さを伝えます。ここから、ぼんやりとしたイメージをより具体化していく作業となります。

 なお、「短め」とか「長め」といった抽象的な頼み方はやめましょう。人によって、「短い」「長い」の基準が異なるからです。「前髪は眉に少しかかる程度」とか、「サイドは耳が全部見えるぐらい」とか、「襟足は甘く刈り上げる感じで」とか、具体的な長さを指示します。多分、美容師さんも切りながら、「これぐらいで大丈夫ですか?」と聞いてきてくれるので、その都度調整していけば良いと思います。

 

③ 軽くする or 重みを残したい箇所の指定

 髪の重みを意識しているのであれば、「軽くしたい箇所」「重みを残したい箇所」を指定しましょう。「全体的に軽くしてください」とか、「前髪は重みを取ってください」とか、「トップはふんわりさせてください」といった具合です。

 よく分からないのであれば、美容師さんの意見を聞いてみるのも良いかもしれません。最初に伝えたイメージに沿った提案を貰えると思います。

 

 ざっくり言うと、上記①~③のような頼み方が良いと思います。これに加えて、もし仕事的にパーマやカラーリングが許されるのであれば、思い切って頼んでみるのも良いかもしれません。

 

おわりに

 以上、「自分に合う美容院の探し方」&「美容院での頼み方」でした(/・ω・)/

 なお、こちら↓ の記事も是非是非参考にしてみてください♬