箱庭的ノスタルジー

世界の片隅で、漫画を描く。

バイトの思ひ出ぼろぼろ

 以前、ブラックバイトに関する記事としまして、↓このような記事を書きました。


 その中で、「良いバイト先」もあれば、「最悪なバイト先」もあったという話をしましたが、それぞれ思い出を振り返ってみようかなと思います。

 

 

良いバイト先の思い出

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 「良いバイト」と言うと、色んな捉え方ができると思いますが、ここでは「楽だったバイト先」と「社会勉強になったバイト先」を紹介します。

 

1. 郵便局(外勤)

 確か、大学1~2回生の頃に、最初から短期のつもりで、夏季休暇期間中だけ郵便局でアルバイトをしていました。その頃は「ゆうメイト」とか呼んでいたように思います。

 まだ運転免許を取りたての頃で、車の運転の練習のために、自動車での集荷・配達をやろうと思ったのがきっかけです。その当時は、車を運転すること自体が非常に楽しく、それだけで良いバイトだと思っていました(笑)。

 

 さらに、仕事内容も凄くラクでした。郵便局の外勤は、年賀状やかんぽのノルマがあることで有名ですが、学生アルバイトの場合、そのようなものはなく、毎日集荷と配達を繰り返しているだけでOKでした。

 しかも、暇な時間帯が多く、集荷や配達がない時は休憩することが許されていました。配達が全然なく、ずっと休憩室でテレビを見て時間を潰したこともありましたね。これで時給が発生するって、すげえなと(民営化する前の話であり、今は厳しいかもしれません)。

 

 働ける時間帯との関係で、夏季休暇中しか無理でしたが、もし可能であれば、あのまま働き続けるという選択肢もあったなと思います。

 

2. 100円ショップ

 上記郵便局も良いバイト先でしたが、個人的に一番良い思ったバイト先は、大学3回生の頃にやっていた100円ショップのアルバイトです。

 自分はオープニングメンバーとして働き始め、納品、品出し、発注、レジ打ち、清掃など、全ての業務をやっていました。バイトリーダーとまではいきませんが、全てのシフト時間帯について、人手が足りない場合にはヘルプとして入っていましたので、それなりに信頼されていたと思います。

 

 このお店は直営店であり、本社の社員が店長だったんですが、この店長さんが神でした。

 ある時、試験勉強が忙しく、店長さんに相談したところ、「自分が代わりにシフトに入るから、試験勉強に集中して」と、便宜を図って頂いたことがありました。

 試験期間のあと、休憩時間中に、ふとお店の裏にある路地(バックヤードから直結している)を覗くと、店長さんが段ボールを敷いて、その上に寝そべって仮眠をとられていたんです。自分の身を削ってでも、バイトのシフトの融通を利かせようとしてくれる姿に本当に感動しました。

 

 また、このお店は、バイト同士の仲も良く、本当に仕事をしやすい環境でした。人間関係などを含めて、色んなことを学ぶことができた最高の職場だと思います。

 

最悪なバイト先の思い出

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 さて、良いバイト先の思い出はこのぐらいにしておきましょうか(笑)。

 ここから先は、最悪だったバイト先の思い出シリーズです。どうぞ~!!

 

1. 英会話教室のティッシュ配り(ブラック度★★☆☆☆)

 大学2回生の頃に短期でやろうと思ったバイトです。駅前に英会話教室がオープンし、集客のために、駅前でティッシュを配って宣伝するバイトでした。

 勤務条件はほとんど忘れましたが、事前に勤務可能な曜日を伝えると、メールでシフト表が送られてきて、その日に出勤する感じだったと思います。

 

 出勤すると、英会話教室のスタッフが、担当ポイントを指示し、そのポイントで、ティッシュを配りまくります。①全てのティッシュを配り終えるか、②所定の勤務時間が経過するまで、ポイントを離れてはいけません。

 んで、上司にあたる英会話教室の女性スタッフが、えらく高圧的な人でして、「元気よく!笑顔で!」と、バイトに指導をします。ここまでは良いんですが、ティッシュがなかなか減らない場合、ずっと監視され、5分おきぐらいに注意されるんです。「元気ないよ?」「やる気ある?」といった具合に(この時点でお察しでしょう)。

 最初は、注意されると、「もっと声を出した方がいいかな」「どうしたら受け取ってもらえるかな」と考えながらティッシュを配っていたんですが、自分の近くのポイントを任された高校生が、一緒にバイトに参加した友達とずっとお喋りをしているのが見えました。「あーあ。あの女性スタッフに怒られるぞ…」と心配していると、その女性スタッフが高校生に近づき、なんと一緒に楽しくお喋りをしているではあーりませんかー。

 

 そのあと、自分のところにやってきて、また注意。「ちゃんとやってる?」って。

 ん?どの口が言ってるのかな?(^ω^)

 

 そのあと、すぐにやめました。たぶん2回ぐらいしか出勤してないと思います。

 

2. レストランのホール(ブラック度★★★★☆)

 レストランのホールといっても、バイキングレストランでしたので、オーダーをとることはなく、キッチンから料理を補充したり、テーブル拭いたりするのがメインでした。

 これだけ聞いていたら楽そうにも聞こえますがとんでもありません。職場の人間全員、超ドS。「お前、怒鳴りたいだけだろ」っていうぐらい怒鳴ります。分からないことを相談したら、「それぐらい自分で考えろ」と言われ、相談しなかったら、「相談しろよ」と言われる理不尽さ。

 暴力はなかったですけど、人格否定の暴言は山ほどありましたし、もうご縁はないと思いますが、ああいう職場では二度と働きたくないですね。

 

3. セ〇ンイレブンのフランチャイズ店(ブラック度★★★★★)

 50歳前後ぐらいの夫婦で営んでいたセ〇ンイレブンのフランチャイズ店。個人的最悪バイトランキング、断トツの第1位です!(笑)

 

 まず、慢性的な人手不足であるにもかかわらず、夫婦自らがシフトに入ることはなく、バイトに仕事を押し付けることが恒常化していました。例えば、夕方のシフトが足りない時があり、夫婦のうちどちらかが入ればいいのに、夕方6時ぐらいになるとそそくさと帰っていきます。穴埋めでシフトに入っていた人からは、不満の声が噴出していました。

 新しく人が入ってきても、希望するシフト以外にも入るように強要し、僕の場合、最長で14連勤なども経験。かと言って、違法な勤務状況を改善しようとする兆しもなく、バイトに対する優しさや思いやりなんて、微塵も感じませんでした。

 

 次に、レジでの違算は全てバイト負担。プラスの違算は特に何もありませんが、マイナス違算の場合、監視カメラで確認し、誰が違算の原因を作ったのかを調査したうえで、その人に支払わせます。額に上限はなく、マイナス1万円だったならば、1万円支払います。要するに、場合によっては、その日タダ働きをすることもあるわけです(それ自体、もうおかしいんですけど)。

 ある時、7~8千円ぐらいのマイナス違算が生じました。しかし、監視カメラで確認しても、自分が間違えたのか、パートナーが間違えたのか分からないということがありました。そのときも夫婦は違算の支払いを強要(自分とパートナーで割り勘)。これにはさすがに激しい憤りを覚えましたね。明確に違算を生じさせた証拠もないですし、もし、お客がお金を取っていたとしたら、どうするんですかねぇ。

 

 その他にも、この夫婦にはイライラすることの連続で、ストレスMAXでした。今思い出しても、うんざりします。