箱庭的ノスタルジー

世界の片隅で、漫画を描く。

やっぱり楽天ペイの方が良いかもと思ったので追記します。

つい先日、スマホ決済の手段を「PayPay」と「モバイルSuica」に絞るという話をしたばかりなんだけど、この2つの決済手段をメインで運用していく中で、少し考え方が変わり、やっぱり「楽天ペイ」or「楽天カード(クイックペイを含む)」の方が総合的に便利だなーと思うようになったので、ちょっと追記したい。

 

まず、「PayPay」と「モバイルSuica」の最大のメリットは、「使えるお店が圧倒的に多い」という点にある。

他のスマホ決済は使えないけどPayPayなら使えるというお店や、iDやクイックペイには対応していないけど、交通系ICカードなら対応しているというお店もチラホラと見かける。なので、この2つを併用しておけば、普段の買い物で困る場面はほぼなくなると言っても過言ではない。

 

しかも、PayPayは、PayPayカードと紐づけて後払いにすることによって還元率が1%になり、モバイルSuicaについても、特定のクレカでチャージすることによって還元率は1.5%になる(2023年10月30日時点)。いずれも還元率が1%を超えている優秀な決済手段だ。

(ちなみに、モバイルSuicaへのチャージをPayPayカードで行えば、還元率は1%になってしまうものの、取得ポイントをPayPayポイントに集約できるというメリットもある)

 

もっと高い還元率を目指している人からすれば、やや不満の残る還元率となってしまうが、「とりあえず還元率が1%以上だったらOK」という方針でやっている僕にとっては、これで十分である。

 

詳しくは以下の記事にも書いているので、ご参考までに。

pochitto.hatenablog.com

 

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・・・ところが、本来はこれで良かったはずなんだけども、僕は世界の真実に気づいてしまった。

 

PayPayポイントの使い道がほとんど無いという真実に(涙目)。

 

僕はPayPayポイントを貯めていくにあたって、PayPay経済圏のサービスを色々と使ってみたものの、YahooショッピングよりもAmazon・楽天市場の方が使いやすいし、PayPay証券よりも楽天証券の方が優秀だし、PayPayフリマよりもメリカリの方がユーザー数が多いし・・・といった具合で、ほとんど全てのサービスにおいて、他社に勝てるものがひとつも見当たらなかった(あくまでも僕の主観だけど)。

 

すると、どうなるかと言うと、他にPayPayポイントの使い道がないので、普段の買い物でPayPayポイントを貯めて、それをまた普段の買い物に還元させていく・・・というサイクルを延々と繰り返すことになる。

 

そして、この「他に使い道がない」というデメリットは、モバイルSuicaを使用することで貯まるJREポイントもそうだし、その他の共通ポイントでも同じである。

僕はJR駅近辺のお店にほとんど行かないので、JREポイントをお店で使う機会がほとんどないし、いつもよく行くマルエツやウェルシアで貯めることのできる「Tポイント」についても、Tポイントに対応しているお店(例えばファミリーマートなど)でほとんど買い物をしないので、マルエツやウェルシアでの買い物に利用する以外に使い道がなく、そこでグルグルと経済が回ることになる。

 

そういう意味では、楽天市場での買い物やNISAの少額投資にも使うことのできる楽天ポイントの方が使い勝手が良いなーと感じてしまう。普段の買い物で貯めたポイントをそのまま普段の買い物で使っても良いし、ネットショッピングに使っても良いし、スマホ代に充てても良いし、投資に回しても良いわけなので。

 

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しかも、僕は自分の生活圏内における買い物事情について、もうひとつ重要な事実に気づいた。

 

僕の行きつけのお店である「マルエツ」や「ウェルシア」では、ポイントカードを提示することでTポイントを貯めることができ、さらにPayPayで支払うことによって、PayPayポイントも貯めることができる。いわゆる「ポイント二重取り」が可能となっている。

さらに、ウェルシアでは毎週月曜日にTポイントが2倍貯まり、マルエツでは土曜日の午後8時から日曜日の午後1時までの間はTポイントが5倍になるだけでなく、毎月0のつく日もポイントが5倍になる。

(簡単に言うと、ウェルシアでは毎週月曜日にポイント還元率が3%になり、マルエツでは対象のセール日に3.5%になる。※PayPayで支払った場合)

 

これだけ聞くと、めちゃくちゃお得のように感じるし、僕も最初はそう思っていた。

 

ところが、よくよく調べてみると、「西友」では、一番お得な日に買い物をするとポイント還元率は5%となることが判明した(0.5%×10倍)。しかも貯まるポイントは楽天ポイントである。

pointcard.rakuten.co.jp

 

ウェルシアでは、毎月20日にお客様感謝デーをやっていて、1.5倍分のTポイントが使える日もあるんだけど、そういうのを差し引いても西友の方がポイント還元率はお得である。だって、セール日じゃなくても、基本還元率は2%であり、この時点でウェルシア・マルエツを上回っているんだから(頻繁にお得なクーポンが配られるのも変わらない)。

 

いや、それだったら、西友を使うよねって話である。

 

前回も言ったとおり、僕はポイント還元率にこだわっているわけではないが、月々の出費の中で一番大きいのがスーパーでの買い物であり(月に約3万円ほど)、計算したら年間ベースで数千円の差が生まれることになる。しかも、何度も言うように、貯まるポイントは使い勝手の良い楽天ポイントだ。選ばない理由はない。

 

というわけで、楽天ペイが使えるお店は限られているものの、とりあえずメインのスーパーを西友に切り替えて、そこで楽天ペイを使っていくことにした。ひとまず、メインのスーパーで楽天ペイが使えたらそれで問題ないので。

(僕の生活圏内に西友があったのはラッキーだった)

 

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問題は、それ以外のお店での決済。

 

ほぼ全てのQRコード決済や電子マネーに対応している主要コンビニとか、全国展開している大手チェーン店は良いとして、それ以外では、楽天ペイが使えるお店はそれほど多くないと感じる。

例えば、僕の行きつけのシアトルズベストコーヒーは楽天ペイも使えないし、楽天カードと紐づけたクイックペイも使えない。ヴィレッジヴァンガードとか、近所にあるパン屋さんとか、こじんまりとしたお店は大体そうである。こういうお店では、「PayPay」や「Suica」は使えるけども、それ以外のQRコード決済や電子マネーには対応しておらず、唯一「楽天Edy」だけが使えるパターンが多い。

 

しかし、その肝心の「楽天Edy」は事前チャージが必要なうえに、Apple Pay(タッチ決済)に対応していないため、現物のカードを取り出して、読み取り機にカードをかざす必要がある。しかも、専用のアプリを使わないと残高も分からないし、僕からすると不便極まりない。

というか、カードを取り出すんだったら、そのまま事前チャージ不要のクレジットカード決済をするほうが楽である(楽天Edyは使えるけど、クレジットカードは使えないというケースはほとんどない)。

 

そのため、

①楽天ペイが使える店では楽天ペイを使う、②楽天ペイがなければクイックペイ(楽天カードを紐づけた電子マネー)を使う、という優先順位は良いとしても、両方使えない場合の第3の手段をどうするかで悩んでしまう。

 

ポイント還元率だけを考えるのであれば、楽天カードでクレジット決済をするのが一番良いんだけど、僕は出来ればスマホで全て完結させたいと思っており、そうすると、「楽天ペイ経由でチャージしたモバイルSuica」を使うか、楽天ポイントを無視して、「PayPay」や「還元率の高いクレカでチャージしたモバイルSuica」を使うのがやっぱりベターなのかなと思う。ただし、楽天ペイ経由でモバイルSuicaにチャージした場合、還元率は0.5%であり、1%を下回るのはちょっと痛いか。うーむ。

 

そういう意味では、やっぱりPayPayとモバイルSuicaは強い。ほぼどこでも使えるというのは強すぎる。

 

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まあ、追記はそんな感じです。

 

あーだこーだと言ってるけど、還元ポイントをPayPayポイントやTポイントに分散させて、それを普段の買い物で利用していくのか、それとも、楽天ポイントに集約させて、普段の買い物以外にも使っていくのか・・・という違いであり、ぶっちゃけ還元率うんぬんはそこまで重要じゃないと思う。

 

また何か気づいたことがあれば追記します。