箱庭的ノスタルジー

世界の片隅で、漫画を描く。

ミドリMDノート用のノートカバーを比較してみる(純正&無印良品)

デザインフィルさんの発売している「ミドリMDノート」は、紙の品質やデザイン性は抜群なんだけど、表紙が付いておらず、表紙が汚れてしまったり、最悪の場合は破けてしまうリスクがある。

 

 

そこで、デザインフィルさんは、そのような事故を防ぐために、ミドリMDノート専用のノートカバーというものを別途販売している。

 

www.midori-store.net

 

こちらは「コルドバ」というハード紙で作られているノートカバーであり、MDノートのA5サイズにスッポリと収まるように作られている。

ちなみに、リンク先の商品はピンクっぽいカラーになっているが、オンライン限定商品として「茶色」と「こげ茶色」もある。また、紙が嫌なのであれば、ヤギ革とブタ革のノートカバーもあるので、一応ご参考までに。

 

ただ、ひとまず今回は「コルドバ」のノートカバーだけ取り上げさせてもらう。

 

んでもって、実はこのノートカバーには、非常に似た商品がもうひとつあって、それが無印良品から出ている「ジーンズラベル ノートカバー」だ。

 

www.muji.com

 

A5サイズのノート用に作られており、寸法もほぼ同じだし、紙で作られているという点も同じである。ただし、価格は、純正のノートカバーが1,320円であるのに対して、無印良品のノートカバーは650円。約2倍の価格差がある。

 

というわけで、早速両方とも購入してみた。

 

 

左が無印良品のノートカバーで、右が純正のノートカバー。

 

サイズ感は全く同じであり、どちらもMDノートA5サイズがスッポリと収まる。本当に何の差も感じない。

 

 

ノートを180度開いたときに、カバーがシワになったり、たわんだりしないか気になったが、どちらも全くそんなことはなかった。

 

 

上が無印良品で、下が純正。

 

見た目の違いを挙げるとすれば、カバー表紙に「MD PAPER MADE IN JAPAN」というロゴが入っているかどうか、ノートカバーの端っこが丸みを帯びているか・角ばっているか・・・という違いぐらいだろうか。

 

 

・・・ただし、紙質は全く違う。

 

どちらもしっかりとした作りになっていて、紙なんだけど非常に頑丈に作られている点は同じである。思い切り破いたりでもしない限り、破ける心配は無いと思う(汚れたり、変色したりはするだろうけども)。

 

ただし、手触りは全く違う。

純正の「コルドバ」は、スベスベ・ツルツルとした紙質であり、非常に柔らかくてソフト。なんというか、すごく上質で硬い和紙って感じがする。他方、無印良品の「ジーンズラベル」は、一言で言うなら「クラフトペーパー」みたいなザラザラ感があって、ラフな厚紙という感じだろうか。

 

ここに関しては完全に好みの問題であり、どちらが良いかは人による・・・としか言えない。

ちなみに、僕は無印良品のノートカバーの方が良いと感じた。純正のカバーも凄く良いんだけど、スベスベとし過ぎていて、「汚しちゃいけない」「雑に扱ってはいけない」という気持ちが強くなってしまい、なんだか恐れ多い気分になるからだ。無印良品のノートカバーの場合、ザラザラとした質感が手に馴染むのもあるけど、「触っていて心地良い・楽しい」という気持ちにさせてくれる。「さあ、今日も書くかー」みたいな。

 

まあ、これで650円だったら、正直無印良品のノートカバーの方が良いかなーという感じ。もうひとつ黒色バージョンがあるので、それも今度買おうと思う。