本
今日、書店に足を運んだときに、本当は全然違う本を買う予定だったんだけど、「著 森薫・入江亜季」という文字が目に飛び込んできて、僕は条件反射的に買ってしまった。 それがこちらの「マンガの原理」という漫画指南書。 マンガの原理 作者:大場 渉,森 薫,…
本日は作品研究第2弾ということで、山本和音先生の作品を取り上げてみたい。 星明かりグラフィクス 1 (HARTA COMIX) 作者:山本 和音 KADOKAWA Amazon 生き残った6人によると 1 (HARTA COMIX) 作者:山本 和音 KADOKAWA Amazon 山本先生は僕が好きな作家さ…
今日は作品研究というか、ネーム研究をやっていこうと思います。 こういうネーム研究はシリーズ化して、定期的に実施していこうかな。今日はその第1弾ということで。 僕がまず取り上げたい作品が鈴木央先生の傑作ファンタジー「七つの大罪」。 七つの大罪(…
僕は、アーティストであるマテウシュ・ウルバノヴィチさんに一方的なシンパシーを感じている。 初めてウルバノヴィチ氏の画集(東京店構え)に目を通したときに、他のアーティストにはない温かみのある線や水彩特有の温度感のある色使いに目を奪われた。その…
最近、吉田篤弘さんの作品をちょくちょく読ませて頂いている。 吉田さんの作品を読むようになったのは、以前「月とコーヒー」という短編集を読んだのがきっかけであり、素敵な感性を持っている方だなーと、一方的に好意と興味を抱いたからだった。ちなみに今…
ずっと気になっていたハヤテノコウジさん著「スケッチジャーナル・ビギナーズ」を読了した。 スケッチジャーナル・ビギナーズ 作者:ハヤテノコウジ G.B. Amazon 僕なりの解釈によると、ハヤテノコウジさんが言う「スケッチジャーナル」とは、日々の暮らしの…
最近、吉田篤弘さんの「月とコーヒー」という本を読んだ。 この本は、24篇のショートショートが収録されている短編集であり、続きを想像させるような終わり方をする話が多かった。僕の好きなやつだ。 文体と内容がとても柔らかく、「ああ、たぶんこの人は、…
「ああ、凄く心が落ち着く話をする人だな」と思った。 「エッセイストのように生きる」の著者・松浦弥太郎さんのことだ。僕は、「世間の雑音に反応しない」「自分の感情に素直に自然に生きる」と決めてからというもの、松浦さんのような、優しく、柔らかい言…
燃え尽き症候群になってからというもの、「果たして僕は何が描きたいのだろうか」と再び自問自答を繰り返す日々が始まった。作品を描き終えると、僕には毎回この時間が訪れる。これは「僕は一体何者なのか」という問いに置換可能であり、僕にとっては禅問答…
今から約1年半ほど前に、僕はこういうブログ記事を書いた。 pochitto.hatenablog.com これからの人生のテーマを「反応しない」と設定したのだ。 他人の評価、ネット上で交わされる意見、言葉の暴力・・・云々。そういうものを見るたびに「反応しない、反応し…
ここ数日はシナリオ創作系のインプット作業ばかりやっていて、今日もずっと本を読んでいた。それがこちら。 描きたい!!を信じる 少年ジャンプがどうしても伝えたいマンガの描き方(週刊少年ジャンプ編集部) (集英社単行本) 作者:週刊少年ジャンプ編集部 …
昨日に引き続き、今日も創作ノウハウ系の話をちょっくらと。 今回、読ませて頂いたのは「荒木飛呂彦の漫画術」。今日届いたばかりなんだけど、既に付箋だらけになっているのはご愛嬌ということで。 荒木飛呂彦の漫画術【帯カラーイラスト付】 (集英社新書) …
今回はシナリオ創作に関する書籍レビューを。 それがこちら。 シナリオ・センター式 物語のつくり方 プロ作家・脚本家たちが使っている 作者:新井一樹 日本実業出版社 Amazon 前回、お伝えしたとおり、シナリオに関するインプットもぼちぼちやっていきたいと…
今日は練習というより作品の研究を。 つい最近、Pinterestで裏那先生の絵柄に一目惚れしてしまい、その勢いで「ガチアクタ」全巻をAmazonで早速注文した。 …ただし、最初に正直に告白する。 僕はマガジン系のバトル漫画をほとんど読んだことがない。 ガッツ…
こないだブックオフに立ち寄った時に、佐藤秀峰先生が書いた「漫画貧乏」という本がふと目に留まって、この本をちょっと読んだのね。今日はその感想をちょっと。 漫画貧乏 作者:佐藤 秀峰 佐藤漫画製作所 Amazon 漫画だけで食っていける漫画家なんてほんの一…
伴名錬のSF短編集を読む前の僕は、「伴名錬という人はさぞかし有名なSF作家なんだろう」と思っていた。「SF 小説 おすすめ」といったワードでネット検索すると、決まって伴名錬の作品か、伴名錬のSF小説アンソロジーが検索上位に並んでおり、その事実が僕を…
今、RADWIMPSの野田洋次郎のエッセイ本「ラリルレ論」を読み進めている。 僕は活字をたくさん読むと目と頭が盛大に疲労してしまって、それ以上何もやる気が湧いてこなくなってしまうから、毎日ちょっとずつ読むようにしている。 ラリルレ論 作者:野田 洋次郎…
僕は新海誠監督と浅野いにお先生はクリエイターとして近しい位置にあるのではないかと思っていて、若者の満たされない思いとか、発展途上にある若者の苦悩とか、不条理な社会に翻弄される若者とか、要するに「若者の不完全な自我」にフォーカスを当てている…
世の中は、数多の脚本指南書で溢れかえっている。大きな書店に行けば、必ずシナリオ制作に関するコーナーがあって、そこには花屋の店先に並んだ色とりどりの綺麗な花のように、「物語とはこう書くんだよ」と訴えかける本がズラリと並んでいる。 物語創作に関…