箱庭的ノスタルジー

世界の片隅で、漫画を描く。

2024-10-01から1ヶ月間の記事一覧

創作モチベーションを上げたいのでショートショート企画を考えてみる。

最近、スト6のオフ大会が面白い。 それこそEVOのようなプロ大会もそうだし、CRカップのようなストリーマー大会もめちゃくちゃ盛り上がっており、スト6のおかげで、今後ますますオフイベが注目されていくような気がする。というか、スト6とオフイベの相性がめ…

モノクロ漫画を描くのに必要な「モノクロ色彩感覚」について。

僕は岩原裕二先生の絵が好きだ。 岩原先生の絵柄は、Wikipediaにも記載されているとおり、「スクリーントーンをほとんど使わずに、力強い線画による重厚な描き込みと、印象的なベタで全体を表現する画風が特徴的」であり、僕はこういう線とベタだけのモノク…

キャラデザの修行とか漫画への活かし方について。

最近は、ちょっとずつ創作のペースが戻ってきて、デザイン感覚を養うためにキャラデザの研究をやったりしている。ほとんど模写しかやってないけど…。 個人的には、松浦聖さんのキャラデザがめちゃくちゃ大好きで、松浦さんの画集を見ながら、デザインのイン…

自分の現状を踏まえて「デザイン性を磨く方法」について考えてみる。

前回の記事に引き続き、「デザイン的な上手さ」をどうやって追求していくのかを考えよう・・・という企画の第2弾。 (前回の記事はこちら) 最初に、前回の内容を掻い摘んで話すと、絵の上手さには「写実的な上手さ」と「デザイン的な上手さ」の2種類があっ…

「デザイン的な上手さ」について考えてみる。

最近はボーッと本を読んだり、ネトフリで「地面師たち」を一気見したり、カフェに気分転換をしに行ったり、生産性があるのかないのかよく分からない時間をグダグダと過ごしていて、そんな時間を過ごすぐらいだったら、何でも良いから絵を描けよと自分に言い…

マテウシュ・ウルバノヴィチ著「見えるものを描かず、見えないものを描く」が浮き彫りにしたもの。

僕は、アーティストであるマテウシュ・ウルバノヴィチさんに一方的なシンパシーを感じている。 初めてウルバノヴィチ氏の画集(東京店構え)に目を通したときに、他のアーティストにはない温かみのある線や水彩特有の温度感のある色使いに目を奪われた。その…

3年間の商業誌活動を踏まえて、結局自分がやりたいことは何だったのかを総括する。

少年誌引退宣言から1日。 恨み節をツラツラと書き並べたところで、今の自分の漫画が商業誌で通用しない事実に変わりはないけど、次のステップに進むにあたり、僕が商業誌に感じている感想をフラットな目線から語りつつ、この3年間の商業誌活動を総括してみた…

ネームコンペの結果と今後について。

ネームコンペに落選したので、気持ちを切り替えて、これから違う方向に進んでいこうと思う。 なんというか、ここ数ヶ月は本当にしんどかった。今年に入ってから、賞に応募するための作品を描いていたんだけど、その作品が某新人賞で入賞してからもずーっとネ…

ネームがどうなるか分からないけど、次の原稿作業で意識したいこと。

現在取り掛かっているネームがどうなるかまだ分からないけれど、もしペン入れをする場合に、作画の方向性をどうするのかを今のうちに決めておこうと思う。 前回の原稿は、「細い線を重ねて、ややラフっぽく描く」「絵の細部にこだわり、リアリティを追求する…