箱庭的ノスタルジー

世界の片隅で、漫画を描く。

2025-09-01から1ヶ月間の記事一覧

読切のフィードバックを踏まえて。

昨日、担当編集から前回の読切のフィードバックがあって、意外にも「まあまあ良かった」という評価だった。うーむ。全然駄目だと思っていたけど。 ただ、跳ねている印象はなく、「似たり寄ったり」という立ち位置に近いのかもしれない。なので、正確に言えば…

「演技と演出のレッスン」を読んでキャラ描写を考え直す。

最近、こちらの鴻上尚史さんの「演技と演出のレッスン」を読ませて頂いた。 演技と演出のレッスン ─ 魅力的な俳優になるために 作者:鴻上 尚史 白水社 Amazon 本書は役者志望の人向けの本で、「こういうことを考えながら演技の練習をしましょう」という内容…

「自己流の6ヶ月上達法」を実践していく。

今の自分に足りないものが多すぎるため、「次に向けた漫画制作」と「トレーニング」を兼ねて、イラストレーターのさいとうなおきさんの「3ヶ月上達法」をアレンジした「自己流の6ヶ月上達計画」を立ててみた。 まず、僕の現況を言うと、「漫画」と「絵」の両…

「絵を描く」という行為の本質と自分を成長させる方向性について。

3年ぐらい前に「古塔つみ」というイラストレーターの騒動があった。まだ比較的最近の出来事なので、記憶に残っている人も多いと思う。 どんな騒動だったかを改めて説明すると、著名な写真家の作品をトレースしたのではないかというトレパク疑惑をかけられた…

漫画を仕事として描くのか、趣味として描くのか。

少年誌で新人賞を受賞したとき、担当編集者から連絡がきて、「◯◯さんはプロとしてやっていきたいですか?それとも趣味でやりたいですか?」と質問をされたことがある。 僕はこのとき猛烈な違和感を感じつつも、自分より年下の若い編集者に対して、「プロとし…

漫画の絵は上手いより下手な方が良い?

Xを久しぶりにボーッと眺めていたときに、たまたまひとつのポストが目についた。 それは「なぜSNS漫画の絵は下手(雑)なのか?」というお題であり、その人は、「下手な絵を描いても読む人の反応は大して変わらない」「読者は更新頻度を上げてくれる方が嬉し…