最近、スト6のオフ大会が面白い。
それこそEVOのようなプロ大会もそうだし、CRカップのようなストリーマー大会もめちゃくちゃ盛り上がっており、スト6のおかげで、今後ますますオフイベが注目されていくような気がする。というか、スト6とオフイベの相性がめっちゃ良いね。
個人的には、オフの集まりの中でも、ハイタニ先生一門の集まりが緩くてめちゃくちゃ好きだ。いつもニコニコしているハイタニ先生のキャラ(たまにゴネるのも良い)も好きだし、その人柄に惹かれて自然と弟子たちが集まっている感じが「緩い大学のサークル感」があって微笑ましい。僕はガヤってる雰囲気はあまり好きじゃないんだけど、ハイタニ一門のガヤだけは延々と見ていられる。とても不思議だ。
そんなこんなで、今後こういったストリーマーのオフイベは活発になっていくような気がするし、普段から顔出しをしていて、オフイベに出演可能な配信者の需要がますます高まっていくと予想している。
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とまあ、スト6やハイタニ先生一門の話はこのぐらいにしておいて、最近の創作状況について少し書いておく。
創作のモチベーションは相変わらず低調で、まったく安定しない。
元々僕は、自分の中で描きたいものが見つからない限り、全く筆が進まないタイプであり、描きたい物語が見つかったときだけ、創作モチベーションが湧いてくるというタイプである。そのため、「描きたい物語は見つかってないけど、とりあえず何でもいいから絵を描こう」という気にならない。イラストを描くのがあまり好きじゃないのもそれが理由である。
ただ、最近は発想を転換させて、短いストーリーのショートショート漫画を描けば良いんじゃないかと思いついた。要するに、何のコンセプトもなく、いきなりネームやイラストやストーリーボードを描くのはハードルが高いけど、ショートショートという企画からスタートすれば、モチベーションもコントロールしやすいのではないかというわけだ。
と言うのも、僕は前から言ってるとおり、ストーリー漫画のコスパは悪いと思っていて、新人賞やネームコンペ用の読切漫画(50ページ程度)を描こうとすると、しっかりとしたストーリー、設定、キャラを考えなければならず、完成までに多大な労力と時間を費やすことになる。
しかし、そういう長い話を描こうとすると、途中で「これって本当に面白いのか?」みたいな不安が襲ってきて、モチベーションを維持するのが大変だし、仮に最後までモチベーションを維持できたとしても、完成作品が評価されるとは限らず、1〜2ヶ月かけて描いた作品が一瞬でボツになることだってある。
他方、数ページのショートショートであれば、元から試験的に描いているものなので、「失敗」という概念がない。自分の中で納得がいかないのであれば、また別の企画を考えれば良く、またその次も練習のつもりで描けばいい。その積み重ねの中で、ストーリー漫画にしたいと思う企画が出てくれば、そのときにまた改めて考えるという感じ。
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そんなこんなで、ひとまずはショートショート企画を主軸にした創作をやろうと思う。んでもって、以前から言ってるとおり、僕の当面の目標は「デザイン性」を磨くことであり、次の手順で作業を進めていくことにする。
- 企画立案
- キャラデザイン
- ストーリーボード(キービジュアル・イラスト)
- ネーム・下書き
- ペン入れ・仕上げ
企画立案フェーズでは、ストーリーの整合性は考えず、インパクトのあるワンシーンを描く感じでアイデアを練っていく。オチはなくてもよいが、続きを想像させるようなものにする。ボリュームの目安は4ページぐらい。
「何を伝えたいのか」「見る人にどういう感情になって欲しいのか」という点を明確にし、読者の感情に訴えかける絵を考える。理屈で納得させるのではなく、感情で納得させることが重要。
キャラデザは、ざっくりとした全体のイメージから出発して、徐々に細かいディテールを詰めていく。全体のシルエット→個別のディテールというスキームを忘れない。
キャラが響かなければ、物語も響かない。ちゃんとこだわる。パッと見た瞬間にキャラの個性や魅力が伝わることが理想。シンプルなデザインの中にも独創性を出していく。
(デザインして終わりではなく、そのキャラの動き・表情を立体的にイメージできるようにする)
その次に、物語のイメージが膨らむようなストーリーボード(キービジュアル)を作っていく。ある程度ラフ絵でもOK。しっかりとしたイラストを描きたいならそれでもいい。
ネームと同時並行で進めてもいいし、明確なイメージがあるなら最初からネームを作ってもいい。見る人の印象に残るものを考える。
・・・という感じかな。
あとはストーリーボードをネームに落とし込んでいって、それをベースにペン入れをする。立体感とかモノクロ感覚とか、デザイン以外にも磨きたい部分があるのでそこも意識。
それから、ストーリー思考を捨てるために敢えてプロットは作らない。ひとまずこの方針でやっていこう。