箱庭的ノスタルジー

世界の片隅で、漫画を描く。

シナリオ創作に関してのインプットとか。

まず、練習の話題に入る前に、シナリオ創作術について。

 

最近、あまりシナリオ創作をしておらず、全てのリソースを完全に絵の練習に振り切っているんだけど、いざ「物語を描こう!」となった時に備えて、常日頃からアイデアをストックしておきたいなーとは思っている。

 

ただ、シナリオ創作に関しては、既に自分の中のメソッドは瓦解しており、現時点で何から手を付けて良いのか分からん状態に陥っていまして。世界観を練っていけば良いのか、それともキャラを考えれば良いのか、はたまたエピソードなのか、さりとて検討がつかんってな具合で。

なので、いったんシナリオ創作に関するインプットをやり直して、ちょっとずつ自分の中にあるイメージを育てていこうかなと考えている。どういうところに自分の意識を置くべきなのか…とか、そういう創作マインドを育てていこうかなと。

 

現時点で気になっている本はこのあたり。

 

 

荒木先生の漫画術の本は、ジャンプで長年にわたって連載を続けてこられた天才の頭の中を覗いてみたいという純粋な興味からチョイス。Amazonのレビューを見ていると、自分がまさに知りたいと思っている項目も見受けられたので、何かヒントを得られればと。

(少年バトル漫画を描いている人の創作術を聞いたこともなかったので)

 

集英社が出している漫画術の本は、サンプルを読んでいる感じだと完全に初心者向けの本という感じであり、正直参考になるのかよく分からんのだけど、天下の集英社がどういう漫画家を望んでいるのか、現在のトップ漫画家たちがどういう思考で漫画を描いているのかを知りたいと思ってチョイスした。

 

3冊目の本については、Amazonでシナリオ創作系の本を探している時に偶然目に止まり、ちょっと読んでみようかなと興味を惹かれた。サンプルも分かりやすかったし、今の自分にグサリと刺さった部分もあったので、ちょっと読んでみたいと思った。

 

シナリオ創作系の本についてはそんな感じかな。読み終わったらこのブログでレビュー記事でも書こうかなと思います。

 

ちなみに、「SAVE THE CATの法則」とか「感情から書く脚本術」といった映画向けの脚本術は、結局のところ、映画と漫画は違うよねって印象を抱いてしまったし、さそう先生の「マンガ脚本概論」は漫画制作に特化した創作術として、めちゃくちゃ内容も素晴らしいんだけど、青年漫画向けという印象を拭えなかった(それはそれでアリだけど)。

なので、ちょっと目先を変えたいという思いが自分の中にあり、少年漫画のメソッド本を選んだのはそれが理由。自分の中での視点・視座を変えたい。

 

***

 

さてさて、続いて練習内容について。

 

気づいたことというか、旧Twitterでのツイートを見ていて、為になったものをいくつか。

 

 

これは本当にそう思う。自分もカラーイラストを描く時は、影色が大人しくなりがちであり、モノクロ漫画でも大胆な黒ベタ影が描けなかったりする。やりすぎだと思っちゃうのだ。

でも本当はその逆で、コントラストが全然足りないことがほとんど。コントラストが弱くてボンヤリとした絵になりがちで、実は自分が思っている以上に濃い色を選んでも問題なかったりする。「コントラストを恐れるな」ってのはマジで自分に言い聞かせたい言葉。

(黒ベタの量が少ないという問題もあるし、描き込みの線がやたらと弱いことが問題だったりする)

 

 

昔から語り継がれてきた三角形の法則。自分はこういう風に顔のパーツのバランスを取ったことが無かったので、ちょっと取り入れたいなと思った。

この方は口の位置を決めるのにこのメソッドを活用されているみたいだけど、僕はむしろ目の位置を決めるのに使えると感じていて、三角形でアタリを取るのもアリなんじゃないかと思う。ちなみに、三角形の高さによって印象が変わるというのは「なるほど」と唸った。

 

今日はこんなところで。また明日〜