箱庭的ノスタルジー

世界の片隅で、漫画を描く。

ヘッドフォンとイヤホンの2台持ちになった理由を語る。

最初に少し与太話を。

 

僕はデスクツアーとかガジェット系のYoutube動画をたまーに見るんだけど、彼らのやっていることって、高価なガジェットに囲まれた夢のような暮らしを見せびらかしながら、いかに自分たちの暮らしが生産的・価値的なものであるかを力説し、企業とグルになって、画面の向こう側にいる僕たち消費者の物欲リミッターを限界まで外すことが主な仕事なんだなーと思う。PR案件もめちゃくちゃ増えてきたしね。

 

こういう現状に対して、お金が有り余っている一部の富裕層とか、身を切る想いでガジェットに投資しているオタクとか、有名Youtuberになりたくて必死にガジェットを買い揃えている学生さんとか、そういう特殊な人間でもない限り、あれだけの高価なガジェットを所有する必然性とか合理性があるわけもなく、情報に接する我々としては、この人は情弱を狩ろうとしている狡猾なビジネスマンなのか、それとも自分の好きなものを純粋に紹介している熱意に溢れたオタクなのかを冷静に見極めていく必要に迫られていると思う。

 

まあ、そんなこんなで僕は情弱なんですけどね・・・笑

 

先日のAmazonプライム感謝祭では、まんまと色々と買わされましたよ、ええ。情弱を狩るビジネス半端ねえって思いますね。まあ本日の本題とはズレるんで、その話はまた今度にしましょうか。

 

◇◆◇◆◇◆

 

さて本題に入ります。

 

僕は在宅で仕事をしている時、ずーっと部屋で音楽を聞いたり、作業用にYoutube動画を流し聞きしたりしていて、そういう時はBeats Studio3というノイズキャンセリング機能が付いているワイヤレスヘッドフォンを使用しているんだけど、今回サブイヤホンを購入することにしたので、ヘッドフォンとイヤホンを2台持つに至った理由を少しお話したい。

 

なんで、そもそもNC機能付きのワイヤレスヘッドフォンを使っているかと言うと、僕はめちゃくちゃ音に敏感であり、ちょっとした生活音でも気になって眠れなくなってしまう性分だからである。

我が家では猫の水やりとして、USBで給電するタイプの自動給水器を使っているんだけど、このチョロチョロと水が流れる音ですら僕はイライラしてしまう。

 

(※商品自体は違うけど、こういうやつね)

 

過去には、壁1枚隔てた隣人の生活音(ちょっとした話し声とか、スマホで動画を視聴している音とか)がめちゃくちゃ気になってしまい、作業部屋の位置を変えたこともあるし、空気清浄機のゴォーっという音にイライラしすぎてボタンを破壊したこともある。それぐらい僕はちょっとした音に敏感である。

 

特に、この「ゴォー」っていう排熱のための冷却ファンの音がマジで苦手。

 

僕がメインで使っているiMac(2019年モデル)とか、液タブのWacom Cintiq Pro24とかは、排熱のためのファンが内蔵されており、作業が佳境を迎えると、それこそ雄叫びを挙げるかのように「ゴォー」と唸り出す。

Macについてはアクティビティモニターを開いて、CPU負担の大きいアプリを落とせば済むんだけど、残念ながらCintiq Pro 24についてはどうにもならない。

 


一応、Cintiq Pro 24の購入を検討している方のためにひとつだけ言っておくと、基本的に作業中はずっとファンが回っていると思った方が良い。

(唯一、静音性だけはiPad Proが圧勝している部分であり、僕は出来る限りiPad Proで作業を済ませたいと思っているし、iPad Proを持っている人は絶対そうした方が良い)

 

というわけで、僕にはNC機能付きのヘッドフォンが欠かせない。

冗談抜きで、これが無いと1ミリも作業に集中できないと思う。

 

 

◇◆◇◆◇◆

 

ただ、最近になって、ひとつ問題が起きるようになった。長時間ヘッドバンドを装着していると、頭痛をきたすようになってきたのだ。

僕が使っているBeats Studio3は、それほどヘッドバンドの締め付けがキツイわけでもないんだけど、さすがに何時間も装着していると耳周りを中心に疲労を感じてきてしまう。

 

そこで、僕は、ヘッドフォンに疲れてきたら、そのタイミングでノイキャン機能が付いている別のワイヤレスイヤホンに切り替えることを考えた。要するに、ヘッドフォンとイヤホンを併用するプランだ。

 

・・・しかし、それが上手くいかないことに早々に気づいてしまった。

 

ノイキャン性能のあるイヤホンは、ほぼ全てカナル型であり、絶望的なことに、僕はカナル型イヤホンが耳に合わないのだ。

 

 

過去にこういう記事を書いたこともあるぐらい、僕はカナル型を嫌っている。

 

さあ、困ったということで色々調べた結果、インナーイヤー型のワイヤレスイヤホンの中でおそらく唯一ノイキャン機能が付いているものがひとつだけ見つかった。

 

・・・それがSoundpeats Air4だった。

 

じゃじゃん。

 

 

じゃじゃん。

 

 

早速買ったぜ。

 

ぶっちゃけたことを言うと、ノイキャン機能については完全にオマケであり、変なノイズみたいなものが聞こえてきたので、早々にノイキャンは切った。まあ、もうこの際、音楽流しときゃ何とかなるでしょ。

 

音質の違いとかは分からん。普通に聞こえるので合格。

 

◇◆◇◆◇◆

 

 

はい。というわけで、ゴタゴタはあったけど、無事にヘッドフォンとイヤホンの2台持ちになりました。

 

外で作業をしたい時はSoundpeats Air4を持ち出せば良いし、オーディオ周りの機動性も上がったと思う。さて、これで集中して描くぞー。