箱庭的ノスタルジー

世界の片隅で、漫画を描く。

毎日塵を積もらせた山頂の景色ってどんなんだろう。

継続

 どうも、まさぽちです。

 これはちょっと凄いなと思ったブロガーさんを発見しました。お名前とかブログ名を書いていいものなのか分からなかったため、その概要だけをお話すると、2201日間(約6年間)継続更新しているというブログさんです。

 

(・ω・)え…?

 

 一瞬、唖然としました。拝見していますと、ちょっとしたメモ書き程度の日もあったり、一言しか添えられていない日もあります。野球で例えるなら、1打席しか立たない日があったり、1イニングだけ守備や代走で出場しただけの日もあったということです。

 しかし、それでも試合には出場し続けた。「今日はもういいか」と思う日もあったはずです。「監督ぅ〜、俺の記録はもういいんで、今日は休ませてくださいよぉ」と言いたい日もあったと思います。

 

 「今日は仕事が忙しかった。疲れた。おしまい。」ぐらいの感想だけなら、書けそうにも思えますが、毎日書けって言われたらたぶん無理です。仕事で夜遅くまで残業する日もあれば、高熱出してぶっ倒れている日もあれば、飲み会でベロンベロンに酔っ払って帰ってくる日もあります。それでも毎日毎日ブログを更新し続けた。

 

凄すぎでしょう…。

 

 その方は、「とりあえず、10年は続けたい」とおっしゃっているのですが、私は、陰ながら応援することをそっと決めたのでした。

 

 私が知らないだけで、世の中にはもっと長期にわたってブログを毎日更新し続けているブロガーさんもいらっしゃるとは思いますが、、

 

www.procrasist.com

 こちらのほけきよさんが書かれた記事によりますと、3ヶ月続くブログは70%、1年続くブログは30%、2年続くブログは10%程度らしいです。毎日更新じゃないですよ?こちらは、3ヶ月に1回更新でも継続とみなすという条件下でのデータです。

 たぶん、「毎日継続更新」という条件にすれば、1ヶ月続くブログすらほぼ皆無じゃないでしょうか。私は1週間でも怪しいです(このブログでは一度もないです)。

 

 毎日何かを継続するって、とてもつもなく凄いことだな…と改めて思いました。それがブログであれ、何であれ。

 だって、大抵の人が、途中で思っちゃうんですよ。「毎日続けることに意味なんてあるの?」って。実際、途絶えたところで別にペナルティなんてないし、生活に支障もない。逆に、生活の負担が減って、気持ちが楽になると思います。「早く楽になっちゃえよ」と、もう一人の自分が囁くのです。

 

 そのような囁きに打ち克ち、毎日続けた人しか見ることのできない景色ってどんなものなんでしょうねぇ。私にとって、ブログの更新はそれではないと思いますけど、今の自分が目指すべきところって、そういう塵を積もらせた山の上しかないような気がしている仲秋の夜でした。