箱庭的ノスタルジー

世界の片隅で、漫画を描く。

ちょっとずつ脱・Appleを進めて、Windowsへの乗り換えを準備しておく。

ちょっとずつ脱・Appleを遂行しつつ、Windowsへの乗り換えを虎視眈々と狙っている早春の候、皆様いかがお過ごしだろうか。

 

僕は将来的にWindowsへ乗り換えるために、まずはiCloudではなく、Google Driveを使いこなしてみようと決意し、早速PCにGoogle driveをインストールした。その後、クリスタのファイルを保存・同期し、そのファイルをiPadでも開けるか確認してみようとしたところ、いきなり問題が発生した。

 

 

「サポートされていないファイル形式です」と出る。

 

・・・・え?

 

iCloudから開いたら、すぐにクリスタのアプリが起動するのに、なぜかGoogle Driveからは直接開くことができない。

調べてみたところ、僕の認識が間違っているだけかもしれないが、クリスタのイラスト編集データ単体だったら、Google Driveからでも開けるんだけど、複数ページ管理ファイルについては直接開けないらしい。

 

これについては意味がわからない。なんでそんな面倒臭い仕様なんだ・・・?

 

僕はいったん気を取り直して、クリスタを起動したあとに、「ファイルを開く」を選択し、そこからGoogle Driveに保存されているファイルを開こうとしたんだが、ここでも問題が発生した。

PCにインストールしたGoogle Driveの場合、そこで同期されているファイルは、PC上で指定したフォルダ(デスクトップとか、ダウンロードフォルダとか)が「マイPC」みたいな別の領域に保存されていて、クリスタのファイルを開く先として、なぜかこのマイPCフォルダを選択することが出来ないのだ。

(僕の操作方法が間違っているだけかもしれないし、本当は選択できる設定があるのかもしれないけど、少なくともちょっと調べただけでは分からなかった)

 

じゃあ、その別の「マイPC」に保存するんじゃなくて、「マイドライブ」に保存しようと思ったんだけど、そのためには、Finderの中の「Google Drive」に常にファイルを置いておく必要がある。MacのiCloudみたいに、デスクトップを同期先に選択しておけば、iCloudにも保存できるし、Mac上でローカル保存もできる・・・ということができない。

 

うーん。Google DriveとApple製品との相性が悪すぎるなぁ。さすがにここらへんの連携の良さは、MacとiPadには勝てないか。。

もし、iPhoneやiPadとファイルや写真データを同期するなら、Windows版のiCloudをインストールし、同期先のフォルダやファイルを選んで、そこで管理する流れになりそう。

 

あとは、Airdropの代用として、たぶんsendanywhereみたいなサードパーティアプリに頼ることになるんだろうけど、使い勝手の良さは絶対にAirdropに勝てない。パスコードとか入れなくても、同じAppleIDでログインしているApple端末だったら、セキュリティなんて顔パスだからね。

 

ただし、それ以外のアプリについては、サードパーティアプリで何とかなりそうな気がする。

 

カレンダーはGoogleカレンダーで良いし、メモ帳もNotionあたりを使っておけば不自由を感じることはなさそう。NotionがEvernoteみたいに有料化したら、不本意だけどGoogle Keepあたりに移行しようと考えている。メーラーは元からSparkだし、そう考えると・・・

 

  • クリスタの編集ファイルをどうやってPCとiPadでストレスフリーで同期するのか。
  • 資料写真の同期やPC転送をどうやって効率化するのか。

 

この2点さえクリアできれば、僕はMacを使い続ける理由はなくなる。

 

常にiCloudで同期しておきたいデータは、クリスタ編集ファイルと写真しかないので、それ以外のカレンダーとか、メールとか、メモとかはGoogleで統一すれば良いし、Macじゃないと困る場面なんてほぼ無いと思う。

以前はFinalcut Proを使ってみた時期もあるんだけど、今は動画編集なんて全くやらないし、仮にやるとしてもアドビとかダヴィンチリゾルブを使っておけば良い。それ以外に、Macでしか動かせないソフトのヘビーユーザーってわけでもなく、長年Macを使っている割には、Macの依存度はそれほど高くない。

 

まあ、想像以上にWindows版のiCloudが使いづらいとか、そういうことは起きそうだし、Windowsに乗り換えても不満は出そうだけどね。ひとまず乗り換えるにあたって支障がなさそうという話でした。