箱庭的ノスタルジー

世界の片隅で、漫画を描く。

CLIP STUDIOのアミトーンに関する考え方がちょっと変わった。

今日はクリスタでのアミトーンに関する覚書とか、M2 Mac miniのBluetooth接続問題とか。

 

以前、モアレに関して書いたんだけど、その続き。

pochitto.hatenablog.com

 

最初に僕のアミトーンの塗り方について説明しておくと、僕は以下の2種類の方法を場合によって使い分けている。

  1. レイヤー表現色をグレーにして、グレーで塗った後にトーン化する(あるいは、最後の書き出しの時にトーン化する)。
  2. レイヤー表現色をモノクロにして、黒で塗ったあとに不透明度を調整してトーン化する。

 

togetter.com

 

こちらのツイッターまとめで言うなら、②または③の方法ということになるだろうか。

 

ちなみに、①のベタ塗りレイヤーというのがよく分からないんだけど、トーンレイヤーを作成して、一度全面にトーンを塗ったあとに、レイヤーマスクで削っていくということなんだろうか。それなら、選択範囲を取ってトーンレイヤーを作成した方が良いような気もするんだけど、どうなんだろう。。

 

人によってトーンの塗り方も色々あるんだなーと考えさせられる。

 

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ちなみに、僕は、最近「グレーで塗ったあとにトーン化」することが多く、何でかというと、上記ツイッターまとめでも触れられているとおり、グレスケはクリッピングマスクが使えるので加工しやすいという利点があるからだ。

 

例えば、グレーで塗ったレイヤーの上に、テクスチャをクリッピングして、レイヤーモードを「オーバーレイ」とかにすれば、微妙なノイズとかモヤみたいなものを表現できる。それをトーン化することで、トーンの網点がアナログ風に削られるので、モアレを起こしにくくなる・・・というわけだ。

(先日の記事でも同様のことを書いたので詳しくはそちらを)

 

ただ、これには2つほど難点がある。

 

まず、毎回レイヤークリッピングをして、テクスチャー加工する作業がめちゃくちゃ面倒臭いし、レイヤーの数も増えるので、どうしてもデータが重くなる。それだったら、最初から加工されているノイズトーンを使えば済む話である。

もうひとつは、WEB掲載用の原稿ならそれでも良いかもしれないが、紙に印刷することを想定した原稿には向いていない。そもそも、100%倍率で表示したときに、網点が潰れていなければ、印刷する上でモアレの心配は無いと言われており、そこまで神経質になる必要があるのか?・・・という疑問もある。

 

というか、もう一度よく考えたときに、僕はモアレを防止したいというよりも、「アナログ感を出したい」という欲求の方が強く、なんで普通の網点トーンを加工するかというと、「クリスタの網点トーンは綺麗なドットが規則正しく並びすぎていて、デジタル感が丸出しになってしまうのが嫌だから」だ。

 

そう考えたときに、最初からアナログ風に加工されているトーン画像素材を使えば良いんじゃないかという案が思い浮かんだ。こちらのトーン素材はまさにそう。

 

assets.clip-studio.com

 

ただ、さっきのツイッターまとめによると、トーン画像素材を使うことは推奨されておらず、少しでも拡大縮小をするとモアレが発生すると指摘されている。

 

しかし、これは果たして本当なんだろうか。

あとからトーンの線数や濃度を調整できないといったデメリットがあるのは分かるが、モアレの発生頻度で言うなら、別にグレーをトーン化しようが、トーンレイヤーを使おうが一緒だろうと思う。なんで、画像素材だったらダメなんだろう。

(もし、詳しい方がいらっしゃったら教えてほしい)

 

というわけで、僕は、しばらくこういったトーン画像素材を使ってみようかなと思う。

砂目トーンとか、斜線トーンとかは、画像素材を使っているわけだし、冷静に考えれば、アミトーンだけグレーで塗るというのもよく分からない。

 

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あと、M2 Mac miniのBluetooth接続が不安定になる問題について。

 

今日はマウスの接続が不安定になり、さすがにイライラがMAXに達し、根本的な解決策を調べようとネットの海を探索したところ、このBluetooth接続問題はMac miniの宿命というか、そういうもんだということがわかった。

というのも、Mac miniは底面にBluetoothを検知するセンサー(?)みたいなものが取り付けられており、普通に横置きにしていると、底面が隠れてしまうので、Bluetooth接続が不安定になるんだとか。一体なんでそういう作りにしたんだ。

 

そのため、Mac miniを縦置きにすることによって改善する確率が高いらしい。

 

 

というわけで、普段はiPadを置くためのスタンドを使ってMac miniを縦置きにしてみたところ、確かにBluetoothの接続が安定するようになった。

まあ、縦置きにすることによってデスクも広く使えるし、結果オーライということで。

 

ただ、Mac miniのBluetooth接続はマジで弱い。

以前使っていたiMacでは、家のどこに居たとしてもヘッドフォンの接続が切れることなんてなかったのに、Mac miniは、扉1枚隔てた隣のリビングに移動しただけで接続が切れる。思わず「う、嘘だろ・・・?」と溜め息が漏れる。

 

買ったばかりのパソコンってこういう不具合が余計に気になる。慣れていくしかないかぁ。