箱庭的ノスタルジー

世界の片隅で、漫画を描く。

顔のバランス(瞳の大きさ)を模索していく(2)

前回に引き続き、今日も顔のバランスについての備忘録。

 

僕はずーっとデフォルメの絵柄でやってきたせいか、リアル系の顔がマジで描けなくなっている。今日は試しに五条先生の模写をやってみたんだけど、いやー結構酷いね。全然違うわ。

 

少年っぽい・・・というのかな。僕が描くとどうしても幼い顔になってしまう。もっと顔のシルエットは縦長のような気もするし、このあたりの感覚が僕には無い。何度描き直しても五条先生にはならなかった。

 

ちなみに、芥見先生の絵柄ってとても不思議で、左右反転とかしてみると、ところどころデッサンが狂っているんだけど、そのデッサンの狂いを直そうとすると、面白みのない普通の顔になってしまう。なぜかデッサンが狂っている方がカッコいいんだよな。これは、自分のイメージとか印象を優先した方が「勢い」や「個性」が出ることの証左だと思う。

ただし、かと言って、デッサンを無視し過ぎると今度はバランスが崩れて違和感のある絵になってしまう。うーむ。バランスを取るのが難しいね。どこまでデッサンを重視すべきなのか。今の僕の実力だといまいち分からん。

 

あと、目の大きさについて。前回はやや大きかったので修正した。

 

 

たぶん、これぐらいが現実的な大きさかなぁ。。

ただし、これは僕が好きなペルソナとかギルティ・ギアのキャラデザに寄せており、いわゆるアニメっぽい絵柄に分類されると思う(デフォルメ絵柄が好きだから、どうしても瞳の領域を大きくしたくなる)。

もちろん、最近の漫画でもこういう絵柄は全然あると思うけど、もっと細長くして、瞳(黒目)の面積も小さくするのが主流のように感じる。より現実に近いバランスというのかな。

 


例えば、こういう感じ。

…いや、まあもちろんキャラにもよるけどね。ただ、何となくこういう三白眼のキャラデザが増えた気がする。コミカルなキャラよりもクールなキャラが増えたってことなんだろうか。

 

今日はこんな感じ。絵柄の研究はこれからも継続していこう。