箱庭的ノスタルジー

世界の片隅で、漫画を描く。

顔バランスの特訓とクリスタでの適切な表示倍率の話

今日は、模写とキャラクターの顔のバランスを少し確認したけど、相変わらず顔バランスについては迷子だ(笑)

 

 

自分の中で「これだ!」っていうものがイマイチ見つからない。

ひょっとしたらバランスの問題ではなく、単にデザインの問題かもなー。うーん。

 

ちなみに、何度も資料を見直し、何度も描き直してようやくバランスを整えることが出来る…というレベルなので、自分が思い描いた顔をサッと描けるぐらいにはなりたい。そういう感覚がまだ全然自分の中に無いっていうか、顔のアタリの取り方が確立出来ていないので、そういう部分も含めてもっとブラッシュアップしないと。

 

何か良い方法論は無いかなー。

 

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あと、最近自分の中で確信めいたものがあって、これについてはたぶん間違いないので、一応メモっとく。

 

2,3日前にも触れたばっかりなんだけど、キャンバスの表示倍率を拡大しすぎない方が良いということに気づいた。これはデジタルで絵を描いている人たちの間ではずっと指摘されていたことだけど、その根拠がようやく分かった気がする。

 

デジタルはアナログと違い、拡大しようと思えばいくらでも拡大することができて、細かいところをひたすら描き込むこともできる。だけど、それをやってしまうと、いつまで経っても作画が終わらないし、絵全体のバランスが分からなくなるといったデメリットも発生する。

特に僕の場合は、細かいところを修正しすぎてしまうせいで、アナログ感が失われてしまう要因にもなっていた。アナログ感っていうのは要するに「程よくラフ(荒っぽい)」ということであり、細かい作画に没頭すると、そういうラフ部分が見事に消えてしまうので。

 

ちなみに、4K解像度の液タブとかを使って絵を描いている人の中には、作画スピードが落ちたと嘆いている人もいるけど、高解像度であるがゆえに細かいところが目についてしまい、そのせいで作画が進まないんだと思う。つまり、解像度に問題があるんじゃなくて、表示倍率を拡大しすぎてしまうことがそもそもの問題だと言える。

 

X(旧Twitter)で投稿されていた情報によると、PCでの表示倍率は33.3%あれば十分とのことであり、僕はこの表示倍率(大体25.0%〜33.3%)を順守して絵を描くようになったところ、程よくアナログっぽい絵が描けるようになったし、作画スピードも上がったような気がする。目とか髪とか、拡大して描きたい時だけ拡大するという感じ。

 

そう言えば、Youtubeに上がっている浅野いにお先生の漫画原稿のメイキング動画を見ていても、そんなに拡大して描いてないしね。これからも、これぐらいの表示倍率で描いていこうと思う。