箱庭的ノスタルジー

世界の片隅で、漫画を描く。

気分転換したいならインドの御香(HEM)に限る。

新しいデスク作業環境にも少しずつ慣れてきて、再び作業部屋が落ち着ける空間になってきたので、ここらへんで僕のリラックス方法のひとつを紹介しておきたい。

 

 

それが「お香」である。

 

しかも、僕は日本の線香ではなく、インドの御香が好きで、HEMという有名なブランドの御香をリピートしている。

この御香の特徴はとにかく安い点にあり、Amazonで調べると、6箱で500〜1000円ぐらいで売られていたりする。しかも、かと言って、別に品質が劣悪なわけでもないし、種類も多いので、その中には自分の好みに合った香りも必ず見つかる(ちなみに、僕はウッド系・グリーン系の香りが好きで、RainForestとかが好きだ)。

 

ただし、僕はAmazonでは購入せずに、ヴィレヴァンまで行って、色々と香りを嗅ぎながら、新しい香りを試すことが多い。好きな香りを大量買いしても良いのだが、気分によって御香を変えたいし、Amazonで売られているアソートの中には「ハズレ」もあるので、多少コスパが悪くても、僕はわざわざ店頭まで行っていろんな種類を買うようにしている。

 

じゃあ、なんで、アロマとか、ルームフレグランスではなく、インドの御香なのかってところなんだけど、僕のイメージ的にアロマや香水系の香りは、人工的に作られた香りという感じがしていて、自分の肌感覚や嗅覚にも合っていないし、特に気分転換にもならないと感じる。

昔、まだ20代だった頃にアロマをやっていた時期もあるんだけど、今から思い返すと部屋が臭くなっただけで、なにかプラスに働いていたかと言われるとよく分からない。というわけで、いつのまにかアロマはやらなくなってしまった。

 

あと、日本の線香については、お墓参りやおばあちゃんの家の思い出が蘇ってきて、それはそれで気分転換になるんだけど、なんというか、現在の住まいの香りに合っていない気がする。別に和風の家でもなく、普通の賃貸アパートだし、和のテイストを取り入れたインテリアにこだわっているわけでもない。というわけで、日本の線香もあまりやらない(ただし、嫌いなわけではない)。

 

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じゃあ、インドの御香はどうかと言うと、僕のイメージ的に「タイとかインドなどの東南アジアにあるお寺の香り」であり、僕の大好きな東南アジアのオリエンタルな雰囲気を感じることができて、ちょうど良い具合に気分転換できるのだ。大げさに言うなら、プチ海外旅行気分が味わえるというかね。

 

インドの御香は日本の線香よりも長く、煙の量も多いので、人によっては「香りが強い」と感じる人もいると思うけど、線香がモクモク焚かれているお寺を心地良いと感じる人はたぶん大丈夫だと思う。

ちなみに、これはメリットでもあり、一度火をつければ30〜40分ぐらいは燃え続けるし、香りが強いので、焚き終わってもしばらくずーっと部屋の中に香りが残り続ける。なので、焚いている時だけ気分転換できるのではなく、1本使えば、たぶん半日ぐらいは香りを楽しめると思う。僕はそういう点でもインド香が好きだ。

 

しかもコスパも良い。

 

よくあるルームディフューザーは、安いものでも2000円ぐらいするんだが、持続時間はせいぜい1〜2ヶ月程度である。一方で、HEMは20本で275円である。仮に毎日使ったとしても、1ヶ月あたりのコストは400円程度しかない。

 

まあ、というわけでインドの御香とお話でした。