箱庭的ノスタルジー

世界の片隅で、漫画を描く。

M2 Mac miniとLG 27UL500-Wを注文した。

5年ほど使っていたiMac(2018 mid 21.5インチ)が壊れてしまい、前から欲しいと思っていたM2 Mac miniを購入した。

SSDストレージは、自前で用意すれば良いので、デフォルトの256GBでも問題ないのだが、どうしてもメモリだけは16GBに増設したかったので、Apple公式のオンラインストアからカスタム注文。早ければ4日ぐらいで届くそうだけど、長ければ1週間以上かかりそう。まあ気長に待つか。

 

ちなみに、キーボードやマウスといった周辺機器は持っているものの、外部モニターを持っていなかったので、これも別途注文した。

僕が購入したのはLGの「27UL500-W」というモデルであり、安価な4Kモニターとして有名だったのでこれに決定。モニターについては、iMacを使っていた時から色々と不満点もあったので、価格と性能と予算のバランスを考えながら、「もしかしたら将来的に買い替えるかもしれないけど、ひとまず満足できそうなレベル」として、このモニターを選んだ。

 

僕は普段の作業を液タブ(Cintiq Pro 24)で行っているので、実を言うと、メインモニターをずーっと眺めて作業しているわけではない。むしろ、モニターを見る機会というのは、資料を探している時とか、出来上がった原稿を確認する時とか、YouTubeやTwitchといった動画を見ている時に限定されており、それ以外の時間は基本的にずっと手元の液タブを見ている。つまり、メインモニターでガッツリ作業することなんてほぼないので、僕が使っていた21.5インチのiMacでもほとんど問題はなかったわけだ。

ただし、21.5インチは地味にストレスを感じるサイズであり、YouTubeと資料を横に並べて表示すると、資料がYouTubeの画面で隠れてしまうとか、微妙にイライラする狭さなのだ。そのたびにいちいち画面を調整せねばならず、そういった調整をせずにドカンと大きく並べて表示できるワイドモニターに憧れを抱いており、そういった理由から今回は27インチを選んだ。

 

もうひとつのポイントは解像度というか、画質の話になるんだけど、現在使っている液タブが4K表示であるため、液タブとモニターの解像度を合わせるという意味でも、モニターを4Kにするのは僕の中では必須だった。

ただ、僕は昔からiMacが採用している4K Retinaディスプレイが若干苦手であり、確かに画質は文句なしに綺麗なんだけど、ギラギラしすぎているというか「あまりにも鮮明に見えすぎて気持ち悪い」という感覚がずっとあった。なので、液タブで描いた絵をiMacのモニターに映したときに、自分が思っているのとは少し違うというか、絵の粗さが目立つ感じがしていて、もっとギラギラ感を抑えたモニターを試してみたいと思っていた。今回、非光沢(ノングレア)のモニターを選んだのもそれが理由である。人によっては画質が落ちるという人もいるが、僕はiPadやiPhoneにアンチグレアのフィルムを貼って使用していた期間が長いので、むしろアンチグレアに慣れており、こっちの方が好きだったりする。実際に使ってみてどう感じるか分からないが、とりあえず試してみようと思う。

 

あとは、色域とか、色味の問題なんだけど、これについてはレビューの中に「デザイナー向けじゃない」といった意見があり、カラーキャリブレーションが出来ないとか、色々と問題があるらしい。ただ、現状として、そんなにカラーイラストを描くこともなく、正確な色を表現しなければならない仕事を請け負っているわけでもないので、その点はひとまず無視しても良いかなと。もし、カラーイラストを本格的に描かなければならない状態になったときに、改めてモニターの買い替えを検討すればいい。

 

まあ、とりあえずそんな感じです。

本当はパソコンとモニターを買い替えるついでにデスクと椅子も新調したいんだけど、それはもう少し先にしよう。