さてさて、今日も気づいたことをメモメモしていきます。
模写をしていて気づいたんだけど、手の込んだ作画をしている先生は、やっぱり自分たちでオリジナル素材を用意している。服の柄とか、地面や壁の質感とか、何かのマークとか。
そういうところで世界観にも深みが出ているし、キャラクターの個性にも繋がっているし、他の作家と差を付けている部分だと思う。というわけで、ちゃんとデザインにこだわれるクリエイターになろう。うん。
あと、線画の太さについて。
今のしげペン改の太さの設定だと、中コマぐらいのサイズの絵を描くのには適しているけど、大コマで顔のアップとかを描く時にはやや線が細いということが分かってきた。
僕は筆圧・ストロークの感覚を変えたくないので、ブラシサイズを変えずに、あとから墨筆のようなブラシで線を補強していくのが自分に合っているのかなーと現時点では思っているけど、これについては正直まだ分からん。これも色々と試しながら考えていきたい。
最後に、最近見つけたコマ枠素材について。久しぶりに「これはめっちゃ良い」と思うものに出会えたのでちょっと紹介したい。
それがこちら。
素材の詳細を見れば分かるとおり、アナログで引いたコマ枠線のように少し線が飛び出す仕様になっていて、僕の性癖にめちゃくちゃ刺さった。「そうそう!こういうのが欲しかったんです!」と思わず叫んでしまった(笑)
アナログ感のあるコマ枠線といえば、12万DLを記録している「アナログ風の直線セット」がおそらく一番有名だけど、個人的には線のガタツキも含めて「手描き風ワク線」の方が好き。
これからコマ枠線はこれを使って描いていこうと思う。感謝感謝。
ちなみに、このコマ枠ツールの使い方としては、「新規レイヤー」→「コマ枠フォルダー」という手順でコマ枠を作るのではなく、「コマ作成」のサブツールの中から、「手書き風ワク線」を選んで、自分でコマ枠線を引くタイプの使い方になる。
僕は「ラスターレイヤー」と「コマ背景」を追加する必要ないので、その2つのチェック項目を外し、ブラシサイズを「1.80」に変更してます。ここらへんはお好みで。
そしたら次に、基本線に沿ってコマ枠線を描写。
ここからは、コマ枠フォルダーを作成した場合と同じ。「コマ枠カット」の中から「コマフォルダー分割」か「枠線分割」のどちらかを選択してコマを割っていく。
ちなみに、僕はずーっと「コマフォルダー分割」を使ってきたんだけど、レイヤーが増えすぎるし、色々と不便なことが多いので今更ながら「枠線分割」に変えた。
コマを割ったら、あとはコマのサイズを変えるとか、枠線の描写をオフにするとか、あるいは後からコマ枠を追加するとか、そこらへんは臨機応変に。
んで、拡大してみると、枠線の端っこの方が少し飛び出す感じになっているのが分かる。線の質感も含めて、アナログで描いた原稿って感じ。
というわけで本日はこのへんで〜。