箱庭的ノスタルジー

世界の片隅で、漫画を描く。

クリスタの「放射曲線定規」がめっちゃ便利だということに今更気づいた。

今日は特殊定規についての備忘録を。

 

僕はスピード線を描く時に放射線定規を使うことが多く、今まではずーっとそうしてきた。

 

放射線定規を使ったことがある人だったら分かると思うけど、放射線定規というのはパースで言うところの「1点透視図」であり、奥行きにだけパースが生じている状態のことを指す。

もちろん、集中線を描く時なんかはめちゃくちゃ便利だし、基本的には放射線定規の汎用性は高いと思うんだけど、その一方で広角・パノラマの構図には合っておらず、ダイナミックな迫力を出したい時には物足りないと思う場面もあった。なぜなら、広角レンズではパース線が魚眼のように曲線になるから。

 

んで、最近「放射曲線」という定規があることを知った。

 

・・・僕が求めていたものはまさにこれじゃないか(笑)

 

なんで今まで知らなかったのか謎すぎる。というか、曲線を描く場面は、これと「多重曲線」とかを組み合わせて描けば良かったのか。全然知らんかった。

漫画の模写をしていて、どう考えても単純な放射線ではない線を見かけるたびに、一体これはどうやって描いてるんだろうと頭を抱えていたんだけど、これでひとつ謎が解明された。良かった良かった。

 

 

こんな風にまだまだ使いこなせていない機能がたくさんあると思うので、これからも勉強していきたい。