箱庭的ノスタルジー

世界の片隅で、漫画を描く。

「しげペン改」の使い方が少しずつ上手くなってきた気がする(+影塗り用のブラシについて)

久しぶりの更新。昨日まで旅行に行っていて、今日から練習を再開した。

 

今日は線画の太さをしっかりと出すことを意識。線が弱くなりすぎないように意識しつつ、描き込み線もカスレすぎないように注意を払い、全体を通してはっきりとした印象の絵になるように目指した。

 

以前までは、はっきりとした線を出そうとすると、「じわペン」のようなインク溜まりの出来るブラシに頼って、大味の絵になることが多かったけど、それをやってしまうとアナログ感が無くなる上に、雑な線になることが多かった。

だけど、「しげペン改」を使うようになってから、程よく「アナログ感(ラフ感)」を出しつつ、かと言って雑な線になり過ぎない丁度良い塩梅(ラフ感があるんだけど、全体的にちゃんと綺麗にまとまっている感じ)が分かってきた気がする。ちょっとずつだけど。

 

まだまだ描き込み線が雑だったり、どうしても汚く見えてしまう部分があったりするので、もっともっと線画を練習せねば。線画も上手くなりたいし、ベタやトーンの削り方も上手くなりたいな。

 

あと、最近使っていて便利だなーと思ったブラシがこちら。

 

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このペンセットの中にある「du手書き頬斜線」というブラシが神です。

 

こういう斜線系のブラシは他にもあって、有名なところで言うと「ネイチャーペン」とかはまさにそうなんだけど、「du手書き頬斜線」は斜線の向きが固定ではなく、曲線対応になっており、縦にストロークすれば横線になるし、横にストロークすれば縦線になるという神仕様。

 

なので、影を書き足したりする時に、ササッと気軽に塗れるお手軽さがあって、めちゃくちゃ汎用性が高い。斜線の向きが固定ではないためカケアミも作りやすいし、ネイチャーペンの上位互換という感じ。

 

ちなみに、「汚しや影線!建物描写素材セット」の中に含まれている「重ね影曲線」というブラシも似たようなコンセプトのブラシなんだけど、こちらは完全に背景の影用。

assets.clip-studio.com

 

今までの僕はベタを塗ってから、それを削り用のブラシで削ることが多かったんだけど、選択範囲を取って、影用のブラシで塗るという方法もアリだなと思えてきた。どこかのタイミングでそういうテクニックをまとめてみたい。

 

(旅先での写真)