箱庭的ノスタルジー

世界の片隅で、漫画を描く。

とりあえず最終ページまでペン入れが終わったのでブログ書く。

とりあえず最終55ページまで到達したー。

 

 

1ページ丸ごと飛ばしてたり、背景埋めてなかったり、ペン入れが雑だったりする箇所もあるので、完成度で言ったら全然だけどね。ひとまず最終ページまでいったということで。

 

それにしても、50ページ超の漫画のペン入れをするのなんて本当にいつぶりだろうか。

70ページを超えるネームを描いたことはあるけど、それはあくまでもネーム止まりだし(ペン入れはしていない)、最初の新人賞の時は49ページだったし。初めて担当者がつくきっかけになった作品は50ページを超えていたけど、それは2話分のページ数だし。

 

なので、「1話単体のページ数」に限って言うなら、僕が最初に描いたストーリー漫画まで遡ることになると思う(偶然にもこの時も55ページだった)。

だから3年ぶり・・・とかになるのかな。最初にストーリー漫画を描いたのが2021年の2月とかだったはずなので。そう考えると、僕の漫画歴ってまだまだ浅いなーと感じる。

 

ちなみに、今でこそ何とも思っていないが、僕が最初に描いたストーリー漫画は、どこにも持ち込みに行ったりはせずに、ひっそりとブログ(このブログではない)に投稿したんだけど、その漫画に対して「面白くないです。センスが感じられません」というコメントが付いたことを思い出す。あの時は本当にショックだった。

(ちなみに、本当はもっと辛辣な言い方である)

 

あの時の僕は、「ただ趣味で描いているだけのブログ漫画にいちいち批判コメしてくんなよ」「スルーすればいいだろ」と憤慨していたけど、今はなんとなく、なんでその人がわざわざ批判コメントをしたのかが分かる。

何と言うか、「鼻につく漫画」だったんだと思う。「ほら俺ってセンスあるでしょ?」「ほらこの漫画って面白いでしょ?」みたいな。カッコつけている漫画というのかな。全然下手くそなクセして、自分のことを上手いと思ってるような雰囲気を醸し出している嫌味な漫画だった。そりゃ、何かを言ってやりたいと思うよなぁ。今の僕でもそう思うんだから。

 

あの頃は全く分かっていなかったし、今も完璧には分かっていない。けど、少しは読者の目線に立って漫画が描けるようになった気がする。何よりも自分のことをちゃんと「下手」と認識できるようになった。

 

・・・ちょっとは成長したんだろうか。

 

*****

 

さて、このあとは最後の修正作業に取り掛かっていくわけだけど、タイムスケジュールというか、どれぐらいのペースで何をやらないといけないのかを確認しておきたい。

 

まず、タイムスケジュールで言うと、4月末までの完成を目処にしているので、日数で言うと、あと34日。そのうち、4〜5日間ほど作業できない日があるため、正味の作業日数で言うと、「30日ぐらい」と考えていた方が良い。

 

んでもって、こちらの記事でも書いたとおり、いったん「修正ポイントの洗い出し」と「参考資料の見直し」をやりたいので、これで1〜2日ぐらい使うことになると思う。

pochitto.hatenablog.com

 

んで、その確認作業が終わったあとに、(もし仮に)1日に2ページのペースで修正を進めていけば、27〜28日ぐらいで修正作業が終わる計算になるので、これでちょうど30日・・・という感じ。

 

ただ、全てのページについて修正が必要なわけではないし、メインのペン入れはほぼ完了しているので、1日に2ページしか進まないということはなく、僕の予想では1日に平均4ページぐらいは進むと考えているので、おそらく4月の半ばぐらいで一度修正作業は完了すると思う。

 

その時点で、まだ気に入らない部分があれば、再度修正を行うという感じにしたい。

 

  • とにかく細部にまでこだわる。魂は細部に宿る。
  • 雑になりそうだったら「ゆっくり、丁寧に」と唱える。
  • 「もっと改良できないか」と考え続ける。
  • この漫画の最終目標は「自分が納得すること」。納得できるまで一切妥協しない。