箱庭的ノスタルジー

世界の片隅で、漫画を描く。

修正ポイントが整理できたので明日から最終修正工程へと移る。

再度原稿を確認し、「ここは直した方が良い」と思ったポイントを整理できたので、明日から最終修正工程へと移っていきたいと思う。

 

シーンやページごとに細かい修正ポイントは異なるんだけど、僕の中でひとつはっきりしていることがあって、僕は「線に微妙なニュアンスをつけようとする意識が強いあまり、線が汚くなる傾向にある」ということが分かっている。

また、「しげペン改」のようなカスレ表現ができるアナログっぽいブラシを好んで使うことが多いので、「どうしても線が細くなって、弱々しい印象の絵になる傾向がある」ということも分かっている。

 

そのため、「線が汚い箇所」や「線が細くなりすぎている箇所」をまずは修正したい。特にアクションシーンなんかは線が細くなりすぎて迫力に欠けるため、ここも優先的に直していきたいところ。

 

また、目標とする先生の絵と比較した時に、描き込みというか、「陰影、立体感、質感を出すための工夫が足りない」と感じる。もっと細部を意識して、虫眼鏡で覗いているような感覚が必要だと反省。

 

以上をまとめると、

  • ハッキリとした綺麗な線を意識をする。
  • 陰影、立体感、質感を出すための描き込みをもっと増やす。

 

この2つはマストかな。

 

あとは、細かいデザインやデッサンの修正とか、もうちょっと突き詰めて描くべきところを突き詰めていく・・・という感じ。

 

*****

 

最終期限は4月30日なので、ちょうど修正期間は2週間(14日間)ということになる。

 

ざっくり計算してみたところ、修正を必要とするページは全部で44ページなので、1日3ページずつ修正していけば、一応4月30日には間に合うという計算にはなっている。

(修正しているうちに、あれもこれも・・・とならない限り)

 

ただ、ひとつだけ懸念点があって、原稿作業がいよいよ佳境に差し掛かっており、レイヤー数も爆増してきたため、M2 Mac miniのマシンスペックが全く追いつかなくなってきた。

このブログでは再三再四申し上げているが、ブラシの描写遅延とか、動きがカクカクするとか、そういう不具合が多発しており、あまりにも処理が遅すぎて作業にならない時すらある。

 

まあ、このマシンで原稿を描くのもこれが最後であり、これを描き上げたらM2 Mac miniはさっさと売り払い、Windowsへ乗り換える予定なので、「この最後の2週間だけの我慢」と自分に言い聞かせたい。

 

さあラストスパート。一歩ずつ。一歩ずつ。