箱庭的ノスタルジー

世界の片隅で、漫画を描く。

普段アニメを観ない人にオススメしたい作品3選

おすすめアニメ

 どうも、隠れオタクのまさぽちです。

 今回は、普段アニメを観ないという人にもオススメできるアニメを3つほどご紹介したいと思います(まあ、完全に自己満レビューなんですけど)。

 

四畳半神話大系

 森見登美彦氏の原作小説をアニメ化したもので、知る人ぞ知る傑作です。

 主人公(私)が通っている大学はおそらく京都大学だと思うんですが、何度もタイムリープを繰り返しながら、大学生活をやり直すというストーリー。なかなか充実した大学生活を送ることができない冴えない主人公のハチャメチャな大学生活を描いた物語です。

 大学生活を営んだ人であれば、誰しもが抱く「大学時代にもう一度戻れたら」「大学生活をもう一度やり直せたら」という願望を投影した作りとなっています。明石さんや小津といった個性豊かな登場人物たちの魅力もさることながら、この作者独特の言い回しや、超絶長いセリフも見どころの一つ(声優さんすげえ…と思います笑)。

 

 京都を舞台としているので、京都が大好きな人は、観ていてホッコリすると言いますか、「京都行きてえ!」「京都で青春してえ!」という衝動に駆られること間違いなし。観終わった後は、何とも言えない爽快な気持ちになれます。私は、好きなアニメを3つ挙げろと言われたら、そのうちの1つとして必ずこのアニメを挙げますね。

 

四月は君の嘘

 とある理由によりピアノが弾けなくなってしまった天才ピアニスト・有馬公生が、自分の友人のことが好きだという、バイオリニスト・宮園かをりと出会い、止まっていた運命の歯車が徐々に動き出す…というストーリーです。

 高校生の葛藤とか恋愛を描いているので、30代のおっさんが観ると眩しすぎて目がチカチカするんですが、ピアノやバイオリンの演奏シーンの描写は圧巻そのもの。クラシック音楽について素人が観ても凄い再現性だと分かります。

 私は、若者向けのアニメについて、絶賛することはほぼ無いんですけど、このアニメについては素晴らしかったと思います。ちなみに、最終話で有馬公生が弾くショパンのバラードNo.1は今でもたまに聴いています。

 

プラネテス

 

 個人的に、これまで観てきたアニメの中で、このプラネテスがNo.1です。

 近未来を描いた物語であり、舞台は宇宙。主人公たちは、テクノーラ社という会社のデブリ課に所属し、宇宙空間に漂う「デブリ」と呼ばれるゴミを拾う仕事をしています。物語の前半は、新人社員であるタナベと先輩社員・星野(いつもハチマキを巻いているので、通称「ハチマキ」)の絡みを中心として、会社内の個性豊かなキャラたちによる群像劇が繰り広げられます。

 前半とは打って変わって、後半以降は、哲学的テーマを含んだ重々しい展開となり、楽しい軽いノリはどこにいっちゃったの!?というぐらい別のアニメとなります。

 

 私は、このアニメが放映されていた当時、ハマりすぎて、原作のコミック(全巻)&公式ガイドブックを購入したほか、宇宙に興味がわき、宇宙のことについて書かれた小難しい洋書を購入して読んだり、大学で宇宙工学の講義を受講したりしました(笑)。その後、スピンオフ小説「家なき鳥、星をこえる」なども読了。

 青春時代に観たアニメということもあって、思い出補正がかかっているかもしれませんが、それぐらい特別な作品です。働き方や生き方に躓いてしまったとき、是非このアニメを観て欲しいと思います。

プラネテスについては、また別の記事でも書きます。