箱庭的ノスタルジー

世界の片隅で、漫画を描く。

裏那圭先生の絵柄がめっちゃ良いって話。

今朝は少し体調が悪かったものの、夕方頃になるとかなり回復し、晩御飯も普通に食べられるぐらいにまで良くなった。いやはや、完全に運動不足だなこりゃ。近所のジムにでも通うかー。

 

というわけで、今日から練習のペースも戻り、模写2枚とオリジナル絵を1枚をこなす。練習の中でいくつか収穫もあったので順番に書いていこうと思う。

 

まず最初に、練習とは直接関係無いんだけど、週刊少年マガジンで「ガチアクタ」を連載している裏那圭先生の絵がめっちゃ良いなーと思った。キャラデザを含めて絵柄がすげー好みだ。思わず、Amazonでコミック全巻買っちゃうぐらいには好き。

 

何ていうか、どことなく和久井先生っぽい雰囲気があって、いかにもマガジン系の作家さんって感じなんだけど、ペンの入れ方がほどよくラフっぽいし、「ああ、この線めっちゃ良いわ〜」って思わず唸ってしまった。聞けば本作が初連載とのこと。すごいなー。いきなりこんな絵が描けるんだ。

 

僕が普段参考にしている堀越先生や村田先生の絵って、めちゃくちゃ凄いんだけど、あまりにも線が綺麗すぎると言うか、「天才にしか描けない線」という感じがして、果たしてこの線を真似すべきなのか?という悩みをずーっと抱えていた。かと言って、冨樫先生や芥見先生、藤本タツキ先生の絵は、あまりにも個性的でラフ過ぎる(それはそれで真似できない)。じゃあ、その中間ぐらいの絵って無いのかなーとあれこれ探していたところ、裏那先生の絵が目に止まった。うん、僕はこういう感じが好きだ。このラフっぽい感じを何とか真似したいな。

 

あと、もうひとつ。

早速、裏那先生の絵を真似しようと思い、どんなブラシが良いかなーとあれこれ悩んでいたら、最強のやつを見つけてしまった。その名も「にゅるペン」。

assets.clip-studio.com

 

この作者さんのブラシは、「じわペン」に代表されるように、それほど強い筆圧でもないのにジワッとインク溜まりができるという特徴があって、ある意味ですごく良いアクセントになるんだけど、その一方で「繊細な描き込みには向いていない」「強弱をつけるのが苦手」という弱点もあった(あまり強弱をつけずにミリペンっぽい使い方をするのには向いている)。

 

だけど、「にゅるペン」は、弱いストロークで描くと線が掠れるという特徴があって、簡単に微妙な強弱を付けることができる。たぶん、Gペン以上に描きやすい。実際、裏那先生の絵を模写したところ、ラフな線との相性が良いのか、めちゃくちゃ描きやすいと感じた。しばらくはこのペンでいこうと思う。

 

 

んで、こっから先はオリジナル創作の振り返り。

 

にゅるペンの描き心地がやっぱり良い。かなりラフっぽく描いてもそれとなく強弱を付けることができる。まだまだ線が弱いけど、これからもっと練習していけば、もっと良い線になるかも。僕は繊細さを意識しすぎて線が弱くなる傾向があるので、もっと大胆に描くことも覚えたい。

(→キャラの各パーツは太く描くという意識を持つ!)

 

ただ、キャラデザをもうちょっと練りたかったな。今回はペンを試そうと思ってテストで描いたけども、なんていうかパッと目を引くデザインでもないし、ちょっとイマイチだったかも。

 

というわけで本日は以上。また明日も頑張ろう。