箱庭的ノスタルジー

世界の片隅で、漫画を描く。

今度は本気絵100枚企画をやります。

つい先日、「まずはキャラクターを考えよう」と今後の方針を立てたものの、僕は一度ストーリー漫画に挫折していたことを冷静に思い出した。そもそも、自分の満足のいくストーリー漫画が描けないからこそ、ちゃんと一から練習し直そうと決意したのであって、現在の目下の課題は、自分自身が感動できる絵を描くことであり、ここを履き違えたらダメだった。イカンイカン。

 

 

 

まずは、自分自身が感動できるものを描く。そして、その感動を他人にお裾分けしたいと思えた時に改めて作品を描けば良い。

僕が目指すべき場所は、そういった"自分"を主軸としたクリエイティブライフであって、他者評価に依存した他人軸のクリエイティブライフではない。道に迷いそうになったら何度でもこれを思い出そう。「他人に認められるために描く」のではなく、「自分を救うために描く」のだ。自分自身の魂を救済できない奴に、他人を感動させることなんて絶対にできない。

 

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さて、というわけで、具体的に何をやるかだけど、本気模写100枚企画みたいに分かりやすい目標を立てた方が良いと思ったので、今度は「本気絵100枚企画」をやろうと決意した。

この企画については、さいとうなおき先生の3ヶ月上達法の考え方に準拠しつつ、以下のルールに沿って実施しようと考えている。

 

  • 自分が目標とする絵を参考にしつつ、その絵に近づけるように最善の努力を尽くす。
  • 見る人にどう感じて欲しいのかを意識し、必ず毎回「テーマ」を決めて描く。
  • 資料に引っ張られ過ぎないように注意し、自分の中にある「印象」や「イメージ」を重視する。

 

後から変えるかもしれないけど、ざっとこんな感じかな。

 

本気模写100枚企画をやったおかげもあり、自分が目標とすべき絵はかなり明確になったし、まずはこの絵柄を自分のモノにしていきたい。

さいとうなおき先生も仰っていたけど、ここで変に色気を出して「個性」とか「オリジナリティ」を出そうとするから上手くいかないのであり、最初は徹底的に真似から入ろうと思う。とにかく絵柄で迷わない。99%真似で良い。

 

あと、頭の中に漠然とストーリーの構想のようなものはあるので、これをベースにして絵を描いていきたいと思う。まあ、描きながら調整していけば良いし。あんまり深く考えずにやりたい。「印象」や「イメージ」を優先で。

 

ひとまずそんな感じだろうか。ぶっちゃけ本気模写とは違って、ポーズや表情なども自分で考えなければならないため、絵を描くペースは模写より遅くなると予想される。1日1枚ぐらいのペースで描けたら良いかな。いやどうだろ。もっと遅いかもね。まあ、3〜4ヶ月ぐらいかけて完走するイメージでやっていきたい。

 

というわけで本日は以上で。