箱庭的ノスタルジー

世界の片隅で、漫画を描く。

「ミドリMDノート」に対する印象がまたまた変わってしまったという話

ミドリMDノートに対する印象がまたまた変わってしまった。

 

pochitto.hatenablog.com

 

僕は1年ぐらい前に、MDノートに対して結構批判的なことを書いたのだけど、少なくとも普通のMDノートに関してのみ言えば、あの評価は間違っていたことに気づいた。

 

今日はその懺悔を込めて、この記事を書かせて頂きたい。

 

***

 

昨日、ちょっと事情があって、普段使っているA5サイズのBIBLIO NOTE(ビブリオノート)よりも小さいノートが欲しくなり、ビブリオノートを取り扱っている文房具屋まで足を伸ばした。ビブリオノートのA6サイズを買おうと思ったのだ。

 

しかし、文房具コーナーのどこを見渡してもビブリオノートが見当たらない。どうやらビブリオノートを取り扱わなくなってしまったらしい。

そうなるとネットで注文するしかないんだけど、ビブリオノートはマーケットプレイス出品者の商品なので、Amazonプライムに加入していても600円の配送料が別途かかってしまう。毎月600円払っているのに二重で払うのはダルい。

 

うーんどうしようかなぁ・・・。

 

と、悩んでいたところに、MDノートが目に入った。

まあ、せっかくここまで来たし、MDノートを買って帰ろうと思い、MDノートのB6・新書サイズの無罫を購入してみたのだった。

 

 

最悪このノートについては、ボールペンで書き殴る雑記帳にすれば良いや。

なんとなくそう思っていた。

 

・・・ところがどっこい。

 

ビックリするぐらい万年筆のインクが馴染むではないか。

 

LAMYのブラックインクを吸わせたLAMYアルスターで書いてみたら、スーッと滑らかに線が引ける。引っかかる感じもしないし、前回のように「紙の上に浮く」「水気を弾く」という感覚もない。パイロットのカクノ(EF)で書いても同じ。やっぱりめちゃくちゃ万年筆と相性の良い紙だった。

 

うーむ。だとしたら、前回のアレは一体何だったんだろう。使っているインクも同じだし、その時使っていたパイロットのライティブは、カクノと同じニブである。感覚の違いが出るはずはないのに、とても不思議だ。たまたま変な個体だった・・・とか?

 

まあとにかく、

 

ミドリMDノートはめちゃくちゃ万年筆との相性が良かった。

 

これだけは声を大にして訂正しておく。

 

***

 

というわけで、今後はMDノートのB6無罫をリピすることに決めた。

 

ビブリオノートはネット注文するしかなく、別途配送料がかかってしまうけど、MDノートだったら近所の文房具屋にも売っており、いつでも簡単に入手することができる。これは僕にとっては結構大きなアドバンテージになる。

 

また、B6サイズ(新書サイズ)も取り扱っているというのがなかなか憎い。

A6サイズ(文庫本)はメモ帳として使うならベストサイズだけど、ノートとして使う場合は「やや小さい」という印象を受けてしまう。その点、B6サイズは「大きすぎず、小さすぎず」という丁度良い塩梅であり、アイデアを描き殴ったりするのにベストサイズだと思う。

 

ちなみに、B6サイズ(新書サイズ)というのは、コミック単行本とほぼ同じ大きさである。

 

 

並べてみるとこんな感じ。

少しコミック単行本の方が大きいが、「ほぼ同じ」と言って差し支えないと思う。

 

なので、漫画に慣れている人だったら多分B6の方がしっくり来るはず。

 

・・・というわけでMDノートに対する印象がまた変わったという話でした。