箱庭的ノスタルジー

世界の片隅で、漫画を描く。

外出先のカフェで絵を描くのが習慣化しつつある。

最近過ごしやすい日が続くなと思っていたら、今日は八十八夜だったらしい。僕は思わず「どうりで」と心の中で呟き、「夏も近づく八十八夜〜♫」と口ずさんでいた。

 

そんなこんなで、あんまり漫画制作が進んでいない今日この頃。

ここ最近、近くのイオンモールまで車を走らせて、その中にある某チェーン店カフェで絵を描くことが僕の密かな楽しみになっている。コーヒー1杯の値段もお手頃だし、店内の雰囲気(照明、天井の高さ、テーブル・椅子、音楽)も良いし、そんなに混んでいないし、僕にとっては最高に集中できる環境であり、おかげさまで週に2〜3回は足を運んでいる。

 

こういうカフェの存在は結構貴重で、コーヒーは美味しいんだけど店内がいつも混んでるとか、インテリアはお洒落なのに各テーブルの距離が近すぎるとか、素敵な音楽が掛かっているのに店員同士がいつもぺちゃくちゃお喋りをしているとか、何かしら欠点があるのが普通であり、僕のように心地良い空間を探し求めている人は高確率・高頻度でカフェ難民になってしまう。

新しい土地に引っ越すたびに行きつけのカフェを見つけるのも大変なので、そういう情報を共有できるコミュニティがあれば便利だなと思ったりもするけど、とりあえず今の僕には安住の地があるので、しばらくカフェ難民にならなくて済みそうだ。

 

閑話休題。

今日は「外出先での作業」についてちょっと語りたい。

 

僕が、外で絵を描くようになってから感じたことは、自宅に閉じこもって描いている時よりも、頭をリフレッシュさせて自由な気分で描ける…ということだろうか。絵を描く以外にも、Conceptsというアプリを使ってアイデアを膨らませたりするんだけど、家で考えている時よりも面白いアイデアが閃くことが多い。

 

↑Conceptsを使ってアイデアをバーっと書き出している。

 

なんていうか、表現が難しいんだけど、外カフェで作業している時の方が脳のメモリの余白が生まれて、アイデアが思い浮かびやすい感じがする。このへんは感覚的な話だけどさ。

つまり、めちゃくちゃ極端なことを言うと、アイデアを出したり、イメージを膨らませたりする作業は全部外でやった方が良いのかもしれない。そこで出てきたアイデアを自宅に持ち帰ってもう少し整理していく…みたいな。少なくとも自分にはそういう作業環境が合っている気がする。

 

もちろん、外で描いたからといって絵が上手くなるわけでもないし、劇的に何かが変わるというわけでも無いけどね・・・。ただ、なんとなく最近は外で描くのが楽しいっていう話でした。